【サーバー】と【クラウド】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
サーバーとクラウドの分かりやすい違い
サーバーは、求めを受けて処理や情報を返す側のコンピューターや、その役割を果たすプログラムを指します。クラウドは、そうした設備やソフトを自分で持たず、インターネット越しに必要な分だけ借りて使う仕組みや形態を指します。
片方は役割の名前、もう片方は使い方の名前です。クラウドに移してもサーバーが無くなるわけではなく、手元に置かなくなるだけ、と押さえておきましょう。
サーバーとは?
「サーバー」は、他のコンピューターからの求めを受け取り、処理の結果や情報を返す側を指す言葉です。求める側は「クライアント」と呼ばれます。
ウェブの画面を返すもの、メールを預かるもの、データを保管するものなど、役割ごとに呼び分けられます。機械そのものを指すこともあれば、その役割を果たすプログラムを指すこともあり、一台の機械の中で複数のサーバーの役割が動くこともあります。
自社の建物に置く場合も、事業者から借りる場合も、呼び名は変わりません。つまりサーバーは「どこにあるか」ではなく「何をするか」で決まる言葉だといえます。
サーバーの例文
- ( 1 ) 画面を返すサーバーと、データを保管するサーバーを分けて構成した。
- ( 2 ) サーバーが応答しないので、記録を見て原因を探している。
- ( 3 ) 一台の機械の中で、複数のサーバーの役割を動かしている。
- ( 4 ) 自社に置いていたサーバーを、借りた設備へ移した。
- ( 5 ) サーバーは求めを受けて返す側、求める側はクライアントと呼ぶ。
- ( 6 ) サーバーの負荷が上がってきたので、台数を増やす検討を始めた。
サーバーの会話例
クラウドとは?
「クラウド」は、コンピューターの資源やソフトウェアを、自分で持たずにインターネット越しに借りて使う仕組みや、その形態全体を指す言葉です。必要なときに必要な量だけ申し込め、使った分に応じて費用を払う形が多くあります。
設備の手配や置き場所、電源や故障への対応は事業者が担うため、利用者は使うことに専念しやすくなります。借りる範囲によって、土台だけを借りる形、実行環境まで借りる形、完成したソフトを使う形などに分けられます。
ただし、クラウドの向こう側にも実際の機械があり、そこではサーバーが動いています。手元に置かないだけで、無くなるわけではありません。
クラウドの例文
- ( 1 ) 設備を買わずに済むので、新しい企画はクラウドで始めた。
- ( 2 ) クラウドは使った分の費用なので、月末に利用状況を見直している。
- ( 3 ) 故障した機械の交換はクラウド側が担い、こちらの作業は要らなかった。
- ( 4 ) クラウドに移しても、動いているのはやはりサーバーだ。
- ( 5 ) どこまでを借りるかで、クラウドの形はいくつかに分かれる。
- ( 6 ) クラウドに移す範囲を決めるため、現状の設備を洗い出した。
クラウドの会話例
サーバーとクラウドの違いまとめ
サーバーとクラウドは、そもそも指しているものの種類が違います。サーバーは、求めを受けて処理や情報を返す側のコンピューター、またはその役割を果たすプログラムを指します。自社に置いても借りた設備で動かしても呼び名は変わらず、どこにあるかではなく何をするかで決まります。
クラウドは、そうした設備やソフトを自分で持たず、インターネット越しに借りて使う仕組みや形態を指します。必要な分だけ申し込め、故障への対応や置き場所の手配は事業者が担います。つまりクラウドは使い方の名前で、その向こう側では変わらずサーバーが動いています。
クラウドに移してもサーバーが消えるわけではありません。
サーバーとクラウドの読み方
- サーバー(ひらがな):さーばー
- サーバー(ローマ字):saabaa
- クラウド(ひらがな):くらうど
- クラウド(ローマ字):kuraudo