【労務費】と【経費】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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労務費と経費の分かりやすい違い
労務費と経費の違いは、「人の労働力にかかる費用か」「材料費でも労務費でもない製造費用か」にあります。
労務費は、作業員や管理者など製造に携わる人の賃金や給料にかかる費用です。
経費は、材料費でも労務費でもない費用として、減価償却費や光熱費などが当てはまります。
労務費とは?
労務費とは、製品を作るために消費した労働力にかかる費用のことです。
直接作業員の賃金だけでなく、検査や管理にあたる人の賃金や賞与も労務費に含めて計算する場面で用いられます。
人員の増減や残業時間の変化が金額に表れやすいという性質を持ちます。
同じ生産量でも作業効率が上がれば、必要な作業時間が減り、労務費を抑えられる場合があります。
労務費の例文
- ( 1 ) 夜勤手当がついた分、今月は労務費が普段より高くなった。
- ( 2 ) 労務費の内訳を見ると、正社員とパートの割合が半々だった。
- ( 3 ) 賞与の支給月は、労務費が一時的に大きく跳ね上がる。
- ( 4 ) 省人化を進めたことで、月々の労務費が徐々に下がってきた。
労務費の会話例
先月の労務費、思ったより増えていませんでしたね。
繁忙期が落ち着いて、残業が減ったからだと思います。
基本給は変わらず、残業代の分だけ変動するということですか。
そうですね。賞与が出る月は、その分も労務費に加わります。
経費とは?
経費とは、原価計算の分野で材料費でも労務費でもない費用のことです。
工場の減価償却費や光熱費、外注加工賃などを経費にまとめて計算する場面で用いられます。
費目によって、毎月ほぼ一定額のものと使った分だけ計算されるものがあるという性質を持ちます。
日常語の経費(会社の支出全般)より範囲が限定される点に注意が必要です。
経費の例文
- ( 1 ) 工場の機械が古くなり、修繕費として経費がかさんだ。
- ( 2 ) 電気代の値上げで、製造にかかる経費が全体的に増えている。
- ( 3 ) 減価償却費は毎月ほぼ一定額が経費として発生する。
- ( 4 ) 経費の中でも、光熱費は季節によって変動しやすい。
経費の会話例
原価計算の経費は、ふだん言う経費とは違うものなんですか。
はい、製造原価でいう経費はもっと範囲が限定されています。
具体的には、どのようなものが当てはまるのでしょうか。
工場の減価償却費や水道光熱費、外注加工賃などが代表例です。
労務費と経費の違いまとめ
労務費と経費の違いは、人にかかる費用か、材料費と労務費以外の費用かという点にあります。
労務費は製造に携わる人の労働力に対して支払う費用であるのに対し、経費は材料費でも労務費でもない減価償却費や光熱費などの費用です。
「労務費」は製造にかかる人件費、「経費」は材料費・労務費以外の製造費用と区別されます。
労務費と経費の読み方
- 労務費(ひらがな):ろうむひ
- 労務費(ローマ字):roumuhi
- 経費(ひらがな):けいひ
- 経費(ローマ字):keihi