【変動費】と【変動費率】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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変動費と変動費率の分かりやすい違い
変動費と変動費率の違いは、「費用そのものの金額か」「売上に対する割合か」にあります。
変動費は、売上や生産量の増減に応じて変化する費用そのものの金額です。
変動費率は、その変動費が売上高に占める割合を示す指標で、変動費を売上高で割って求めます。
変動費とは?
変動費とは、売上や生産量の増減におおむね比例して増減する費用のことです。
原材料費や出来高払いの外注費、販売数量に応じた梱包費などが変動費として用いられます。
固定費が一定額かかり続けるのに対し、活動量に応じて動くという性質を持ちます。
売上高から変動費を差し引いた金額は限界利益と呼ばれ、固定費の回収状況を見る目安になります。
変動費の例文
- ( 1 ) 受注量が増えたことで、原材料にかかる変動費も比例して増えた。
- ( 2 ) 閑散期は生産量が減るため、変動費も自然と抑えられる。
- ( 3 ) 変動費と固定費を分けて管理すると、利益の構造が見えやすくなる。
- ( 4 ) 販売数量が伸びた月は、運送費などの変動費も増加した。
変動費の会話例
うちの費用、どこまでが固定費で変動費なのか整理したいんです。
原材料費や出来高払いの外注費のように、売上に応じて増減するものが変動費です。
家賃や給料のように毎月ほぼ一定のものとは違うのですね。
そうですね。変動費は売上が伸びれば増え、落ちれば減る性質を持ちます。
変動費率とは?
変動費率とは、売上高に対して変動費がどれくらいの割合を占めるかを示す指標のことです。
変動費を売上高で割って求め、損益分岐点の計算などに用いられます。
売上が増えたときにどれだけ変動費も増えるかを見積もる指標という性質を持ちます。
変動費率が高い事業ほど、売上の増減が利益に与える影響を受けやすい傾向があるとされています。
変動費率の例文
- ( 1 ) 変動費率が高い商品は、値引き販売をすると利益がすぐに薄くなる。
- ( 2 ) 損益分岐点を計算するために、まず変動費率を求めた。
- ( 3 ) 変動費率を下げるため、仕入れコストの見直しに着手した。
- ( 4 ) 変動費率が低い事業は、売上が落ちても利益への影響が比較的小さい。
変動費率の会話例
さきほどの変動費、売上に対する割合を知りたいのですが。
それが変動費率です。変動費を売上高で割ると割合として出せます。
その率が高いと、何か問題があるのでしょうか。
変動費率が高いと、売上が落ちたときに利益も大きく落ち込みやすくなります。
変動費と変動費率の違いまとめ
変動費と変動費率の違いは、費用そのものの金額か、売上に対する割合かという点にあります。
変動費は原材料費など活動量に応じて増減する費用そのものであるのに対し、変動費率はそれが売上高に占める割合を示す指標です。
「変動費」は金額、「変動費率」は割合と区別されます。
変動費と変動費率の読み方
- 変動費(ひらがな):へんどうひ
- 変動費(ローマ字):hendouhi
- 変動費率(ひらがな):へんどうひりつ
- 変動費率(ローマ字):hendouhiritsu