【製造間接費】と【一般管理費】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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製造間接費と一般管理費の分かりやすい違い
製造間接費と一般管理費の違いは、「工場で発生する費用か」「本社で発生する費用か」にあります。
製造間接費は、工場で発生する間接材料費・間接労務費・間接経費の合計で、製造原価の一部として扱われます。
一般管理費は、本社の管理部門で発生する費用で、製造原価には含まれず総原価を構成します。
製造間接費とは?
製造間接費とは、工場で発生する費用のうち、特定の製品にかかった金額を直接には計算しにくい費用のことです。
間接材料費、間接労務費、間接経費を合計したものが製造間接費として用いられます。
作業時間や機械の稼働時間を基準に各製品へ配分されるという性質を持ちます。
特定の製品専用の設備にかかる費用は、直接経費として個別に把握されることもあります。
製造間接費の例文
- ( 1 ) 工場の電気代は、製造間接費として各製品に配分している。
- ( 2 ) 検査担当者の人件費も、製造間接費の一部として計上される。
- ( 3 ) 機械の稼働時間をもとに、製造間接費を各製品へ割り振っている。
- ( 4 ) 新しい生産ラインの立ち上げで、一時的に製造間接費が増加した。
製造間接費の会話例
工場の電気代は、どの製品の原価に入れているのですか。
特定の製品には絞れないので、製造間接費としてまとめています。
そこから、どのように各製品へ振り分けるのですか。
機械の稼働時間や作業時間を基準に、比率で配分しています。
一般管理費とは?
一般管理費とは、工場ではなく会社全体を運営・管理するためにかかる費用のことです。
経理部や人事部の人件費、本社ビルの減価償却費や役員報酬の一部などが一般管理費として用いられます。
製造原価には含まれず、販売費とあわせて総原価を構成するという性質を持ちます。
工場と本社が同じ建物にある場合、区分があいまいだと製品ごとの採算を比較しづらくなることがあります。
一般管理費の例文
- ( 1 ) 本社の家賃や水道光熱費は、一般管理費として計上している。
- ( 2 ) 経理部や人事部の人件費は、一般管理費に含まれる。
- ( 3 ) 役員報酬の一部も、一般管理費として損益計算書に計上される。
- ( 4 ) 本社移転にともない、一般管理費の内訳を洗い直した。
一般管理費の会話例
決算書の一般管理費には、工場の費用も入るのでしょうか。
いいえ、一般管理費は本社の経理や人事など管理部門の費用が中心です。
工場でかかる費用は、別に計算されているのですね。
はい、工場の分は製造間接費として製造原価に含まれます。
製造間接費と一般管理費の違いまとめ
製造間接費と一般管理費の違いは、工場で発生する費用か、本社で発生する費用かという点にあります。
製造間接費は工場で発生する間接費用の合計で各製品に配分されるのに対し、一般管理費は本社の管理部門でかかる費用で、発生場所が似ていても区分が分かれることがあります。
「製造間接費」は工場の間接費用、「一般管理費」は本社の管理費用と区別されます。
製造間接費と一般管理費の読み方
- 製造間接費(ひらがな):せいぞうかんせつひ
- 製造間接費(ローマ字):seizoukansetsuhi
- 一般管理費(ひらがな):いっぱんかんりひ
- 一般管理費(ローマ字):ippankanrihi