【シングルスレッド】と【マルチスレッド】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
シングルスレッドとマルチスレッドの分かりやすい違い
シングルスレッドとマルチスレッドの違いは、「処理の流れの数」と「仕事の進め方」にあります。
シングルスレッドは、処理の流れが一本だけで、仕事を上から順に一つずつ片づけていくため、動作を追いやすい動かし方です。
マルチスレッドは、処理の流れを複数に分けて同時並行で進めるため、待ち時間を減らして複数の作業を重ねられる動かし方です。
シングルスレッドとは?
シングルスレッドとは、プログラムの中で処理を進める流れが一本しかない動かし方のことです。
処理の手順を素直に書き下したい場面や、不具合の原因を追いやすくしたい場面で用いられます。
命令が書かれた順に一つずつ実行され、前の処理が終わるまで次に進まないため、動きを追いやすいうえ、複数の流れが同じデータを同時に書き換えて壊れるような問題も起きにくいという性質を持ちます。
半面、時間のかかる処理が一つあると、その間ほかの処理は待たされます。
シングルスレッドの例文
- ( 1 ) 動作を追いやすいよう、まずはシングルスレッドで組んで様子を見た。
- ( 2 ) この処理はシングルスレッドで動くので、重い計算を入れると全体が止まる。
- ( 3 ) シングルスレッドなら、同じデータを同時に書き換える心配はまずない。
- ( 4 ) シングルスレッドでも、待ち時間の使い方を工夫すれば十分速くなる。
シングルスレッドの会話例
マルチスレッドとは?
マルチスレッドとは、一つのプログラムの中に処理の流れを複数持たせ、同時並行で進める動かし方のことです。
計算を分担して速く終わらせたい場面や、重い処理の裏で画面の操作を受け付け続けたい場面で用いられます。
処理を分ける単位を増やすと、待ち時間を有効に使いやすくなる場合があるという性質を持ちます。
一方で、複数の流れが同じデータを同時に読み書きすると、結果が実行のたびに変わったり、値が壊れたりすることがあります。
マルチスレッドの例文
- ( 1 ) 画像の変換をマルチスレッドにしたら、処理時間がはっきり短くなった。
- ( 2 ) 複数の中央処理装置を持つコンピューターなら、マルチスレッドの効きがよい。
- ( 3 ) マルチスレッドで共有するデータには、必ず排他の仕組みを入れている。
- ( 4 ) マルチスレッドは速いが、動きが読みにくく調査に手間がかかる。
マルチスレッドの会話例
シングルスレッドとマルチスレッドの違いまとめ
シングルスレッドとマルチスレッドの違いは、処理の流れの数と進め方にあります。
シングルスレッドは処理の流れが一本で順番どおりに動くため動作を追いやすいのに対し、マルチスレッドは流れを複数に分けて同時並行で進めるため待ち時間を減らせます。
動作の単純さと確実さを重視する場合は「シングルスレッド」、速さを重視する場合は「マルチスレッド」と区別されます。
シングルスレッドとマルチスレッドの読み方
- シングルスレッド(ひらがな):しんぐるすれっど
- シングルスレッド(ローマ字):shingurusureddo
- マルチスレッド(ひらがな):まるちすれっど
- マルチスレッド(ローマ字):maruchisureddo