【エンコード】と【デコード】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

【エンコード】と【デコード】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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エンコードとデコードの分かりやすい違い

「エンコード」は、データを決まった規則に従って別の表現へ変換すること。「デコード」は、その規則を使って元の表現へ戻すこと。

向きが逆の一対の操作で、文字を数値の並びに直す、画像を決まった形式に圧縮する、といった場面に現れる。鍵を持つ人だけが元へ戻せる「暗号化」とは違い、エンコードの規則は公開されているのが普通で、規則さえ知っていれば誰でもデコードできる、という点が要点になる。

エンコードとは?

エンコードは、日本語で符号化とも呼ばれ、データを決められた規則に従って別の表現へ変換することを指す。文字を数値の並びとして表す文字コードへの変換、画像や音声を決まった形式に圧縮する変換、そのままでは扱えない記号を通信で運べる文字に置き換える変換など、対象は幅広い。

目的は、その場に適した形へ整えること。たとえば、住所のような日本語をそのままリンクに書けないとき、決まりに沿った文字だけで表せるようにする、といった具合になる。

秘密を守るための操作ではないため、変換の規則は公開されているのが普通で、規則が分かれば誰でも元へ戻せる。見た目が読みにくくなることから暗号と取り違えられやすいが、隠すことではなく、運べる形・扱える形に整えることが目的だという点を押さえておきたい。

エンコードの例文

  • ( 1 ) 日本語の文字を、決められた文字コードでエンコードして送る。
  • ( 2 ) リンクに直接書けない記号は、エンコードして表現する。
  • ( 3 ) 画像を配信用の形式にエンコードした。
  • ( 4 ) エンコードの規則は公開されているので、これで秘密は守れない。
  • ( 5 ) 添付するファイルを、文字だけで表せる形にエンコードする。
  • ( 6 ) エンコードの方式を間違えると、受け手で読めなくなる。

エンコードの会話例

検索の言葉を含むリンクを作ったら、日本語のところが記号の羅列になりました。壊れていますか。
壊れていません。リンクに直接書けない文字を、決まりに沿って書き換えているだけです。エンコードといいます。
見た目は暗号のようですが。
秘密にする操作ではないんです。規則は公開されていて、受け取った側は同じ規則で元に戻します。
では、人が読めなくても構わないのですね。
機械が正しく読めれば十分です。人に見せる場所では、元の文字に戻して表示しています。

デコードとは?

デコードは、日本語で復号とも呼ばれ、エンコードされたデータを規則に従って元の表現へ戻すことを指す。受け取ったバイト列を文字として読み取る、圧縮された画像を画面に描ける形へ展開する、といった場面で使われる。元へ戻すには、どの規則でエンコードされたかを正しく知っている必要があり、取り違えると文字化けしたり、再生できなかったりする。

送り手と受け手で想定する規則が食い違うことが、文字化けのよくある原因とされる。なお、鍵を用いて暗号を解く操作も日本語では復号と呼ばれるが、こちらは秘密を守る仕組みの話であり、目的が異なる。デコードに必要なのは鍵ではなく規則の知識であり、そこが両者を分ける境目になる。

文字化けした画面を前にしたときは、まず読み取りの規則を疑うのが定石とされる。

デコードの例文

  • ( 1 ) 受け取ったデータをデコードして、元の文字列に戻す。
  • ( 2 ) デコードの文字コードを取り違えて、文字化けした。
  • ( 3 ) 圧縮された音声をデコードして再生する。
  • ( 4 ) どの規則でエンコードされたか分からないと、デコードできない。
  • ( 5 ) デコードした結果が空になっていないか確かめる。
  • ( 6 ) 送り手と受け手で、エンコードとデコードの規則をそろえる。

デコードの会話例

取り込んだファイルの日本語が、全部おかしな文字になっています。
デコードのときに想定した文字コードが、実際と違ったのだと思います。
送り手に確認すればよいですか。
はい。どの文字コードで書き出したかを聞いて、こちらの読み取りをそろえます。中身が壊れたわけではないので、正しい規則で読み直せば戻ります。
見ただけでは、どの規則か分からないものですか。
見当をつけることはできますが、確実ではありません。送り手と決めておくのが一番確かです。

エンコードとデコードの違いまとめ

エンコードはデータを決まった規則で別の表現へ変換すること、デコードはその規則で元へ戻すこと。向きが逆の一対の操作であり、文字コード、画像や音声の形式、通信で運べる文字への置き換えなど、幅広い場面に現れる。押さえておきたいのは、エンコードは秘密を守る操作ではないという点。

規則は公開されているのが普通で、知っていれば誰でも元へ戻せる。秘密を守りたいときに用いるのは暗号化で、別の話になる。また、送り手と受け手で規則が食い違うと文字化けが起きるため、どの規則でエンコードしたのかを共有しておくことが要になる。

読めない文字の羅列を見たときは、壊れたと決めつけず、規則の取り違えをまず疑いたい。

エンコードとデコードの読み方

  • エンコード(ひらがな):えんこーど
  • エンコード(ローマ字):enkoodo
  • デコード(ひらがな):でこーど
  • デコード(ローマ字):dekoodo
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