【包容力】と【抱擁力】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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包容力と抱擁力の分かりやすい違い
包容力と抱擁力の違いは、「心の広さを表す正しい表記」と「同じ読みの別の語を当てた書き誤り」にあります。
包容力は、相手の欠点も含めて広い心で受け入れる力を表す言葉です。
抱擁力は、包容の部分をだきかかえる意味の「抱擁」にした表記で、心の広さを言うなら包容力と書きます。
包容力とは?
包容力とは、過ちや欠点も含めて、相手のさまざまな面を受け入れられる心の広さのことです。
人柄をほめるときや、上司・パートナーに求める資質を語る場面で用いられます。
相手のさまざまな面を広い心で受け入れることをもとに、人柄の大きさを表すという性質を持ちます。
「包容力がある」「包容力に欠ける」の形でよく使い、器の大きさと言い換えることもできます。
包容力の例文
- ( 1 ) 包容力のある上司のおかげで、失敗を正直に報告できた。
- ( 2 ) 彼女の包容力に支えられて、つらい時期を乗り越えた。
- ( 3 ) 新人の意見を否定せずに聞く姿に、部長の包容力を感じた。
- ( 4 ) 包容力は、相手を理解しようとする積み重ねで育っていく。
包容力の会話例
今度のリーダー、みんなから頼りにされているね。
包容力があるから、失敗しても相談しやすいんだよ。
厳しく注意することはないの?
注意はするけど、最後まで話を聞いてくれるから納得できるんだ。
抱擁力とは?
抱擁力とは、心の広さを表す「包容力」の「包容」の部分を、同じ読みの「抱擁」にした書き方のことです。
人柄の大きさを言う文の中で、包容力の代わりに誤って用いられます。
「抱擁」はだきかかえる意味の語で、心の広さを表さないことをもとに、人柄を言う語としては意味が通らないという性質を持ちます。
心の広さを表すときは、どの場面でも「包容力」と書けば誤りになりません。
抱擁力の例文
- ( 1 ) メールに「抱擁力のある人」と書きかけて、包容力に直した。
- ( 2 ) 抱擁力と変換されたので、心の広さを表す包容力に改めた。
- ( 3 ) 推薦文の抱擁力という表記を、提出前に包容力へ書き換えた。
- ( 4 ) 抱擁はだきかかえる意味なので、抱擁力では心の広さが伝わらない。
抱擁力の会話例
推薦文を確認していただけますか。
二段落目の「抱擁力」は「包容力」に直してください。
読みが同じなので気づきませんでした。
心の広さを表すなら、包む・入れるの包容力が正しい表記です。
包容力と抱擁力の違いまとめ
包容力と抱擁力の違いは、正しく通じる言葉か、取り違えた表記かにあります。
包容力は相手を広い心で受け入れる力を表す言葉であるのに対し、抱擁力は包容を同じ読みの抱擁にした書き誤りです。
人柄の大きさを言うときは「包容力」と書き、「抱擁力」とは書きません。
包容力と抱擁力の読み方
- 包容力(ひらがな):ほうようりょく
- 包容力(ローマ字):houyouryoku
- 抱擁力(ひらがな):ほうようりょく
- 抱擁力(ローマ字):houyouryoku