【診療】と【治療】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
診療と治療の分かりやすい違い
診療と治療は、どちらも医療に関する言葉ですが、含まれる範囲が違います。
診療は医師が患者を診て治療するすべての過程を含む広い言葉で、受付から問診、診察、検査、治療、会計まで、病院で受けるサービス全体を指します。治療は病気やけがを治す具体的な行為で、薬を飲む、注射を打つ、手術をするなど、実際に治すための医療行為だけを指します。
例えば、診療時間は9時からと言えば病院が開いている時間、治療を開始すると言えば薬や手術で治し始めることです。
診療とは?
診療とは、医師が患者の病気やけがを診察し、必要な治療を行う医療サービス全般のことです。患者が病院に来てから帰るまでの一連の医療行為すべてを含み、受付、問診、診察、検査、診断、治療、薬の処方、会計、次回予約まで、幅広い活動を指します。
診療に関連する言葉として、診療所(クリニック)、診療時間(病院の営業時間)、診療科(内科、外科など)、診療報酬(医療費)などがあります。保険証を使った保険診療と、美容整形などの自由診療という分類もあります。
診療は医師と患者の関係の中で行われる包括的な医療サービスで、単に病気を治すだけでなく、予防や健康相談、生活指導なども含まれます。かかりつけ医での定期的な診療は、健康管理の基本です。
診療の例文
- ( 1 ) 診療時間は午前9時から12時までです
- ( 2 ) 休日診療を行っている病院を探しています
- ( 3 ) 診療科目は内科、小児科、皮膚科です
- ( 4 ) 初診の方は診療申込書に記入してください
- ( 5 ) オンライン診療も始めました
- ( 6 ) 診療費は受付でお支払いください
診療の会話例
治療とは?
治療とは、病気やけがを治すために行う具体的な医療行為のことです。薬物療法(薬を使う)、手術療法(手術をする)、放射線療法、理学療法(リハビリ)、心理療法など、様々な方法があり、病気の種類や患者の状態に応じて選ばれます。
治療は原因を取り除く根治治療と、症状を和らげる対症療法に分けられます。風邪薬で熱を下げるのは対症療法、虫歯を削って詰め物をするのは根治治療です。最近では、患者の生活の質を重視した治療法も増えています。
治療には患者の協力が不可欠で、医師の指示通りに薬を飲む、定期的に通院する、生活習慣を改善するなど、患者自身の努力も治療の一部です。治療中、治療効果、治療方針など、実際に病気と闘っている状態を表す言葉です。
治療の例文
- ( 1 ) 風邪の治療を始めて3日目です
- ( 2 ) 虫歯の治療に2ヶ月かかりました
- ( 3 ) がんの治療法について説明を受けました
- ( 4 ) 治療の効果が現れてきました
- ( 5 ) 自宅での治療を続けています
- ( 6 ) 最新の治療法を試すことになりました
治療の会話例
診療と治療の違いまとめ
診療と治療の最大の違いは、カバーする範囲の広さです。診療は医療サービス全体を指す包括的な言葉で、治療は病気を治す具体的な行為を指す限定的な言葉です。
病院に行くことを診療を受けると言い、実際に薬をもらったり手術を受けたりすることを治療を受けると言います。診療の中に治療が含まれる関係で、診療所では診療を行い、その一環として治療をします。
日常会話では、今日は診療だけで治療はなかった(診察と検査だけだった)のように使い分けることもあります。どちらも医療に欠かせない大切な概念です。
診療と治療の読み方
- 診療(ひらがな):しんりょう
- 診療(ローマ字):shinnryou
- 治療(ひらがな):ちりょう
- 治療(ローマ字):chiryou