【兼任】と【兼務】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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兼任と兼務の分かりやすい違い
兼任と兼務の違いは、はっきりした区別があるというより、兼務が本来の職務のほかに別の職務を受け持つ点にあります。
兼任は、取締役とCEOのように複数の役職を同時に持つことを指します。
兼務は、経理と総務を兼務するなど、本来の職務のほかに別の職務を一人が受け持つことを指します。
兼任とは?
兼任とは、一人の人物が二つ以上の職務や役職を同時に受け持つことです。
取締役兼CEOや教授兼研究所長のように、正式な任命を伴う場面で用いられます。
それぞれの役職に付随する権限と責任を同時に負うという性質を持ちます。
一方で業務負荷の集中や利益相反の可能性といった課題も指摘されています。
兼任の例文
- ( 1 ) 代表取締役社長とCEOを兼任することになった。
- ( 2 ) 複数の委員会の委員長を兼任し、組織改革を推進している。
- ( 3 ) 大学教授と企業顧問を兼任するのは珍しくない。
- ( 4 ) 社外取締役が何社の役員を兼任しているかを確認する。
兼任の会話例
兼任って具体的にはどういう状態のこと?
一人が取締役と執行役員を兼任するように、複数の役職を正式に持つことだよ。
部長と課長の兼任もあるの?
会社によってはあるよ。部長が課長を兼任する形だね。
兼務とは?
兼務とは、一人が本来の職務に加えて他の職務も受け持つことです。
人事が総務を兼務する、営業が経理を兼務するといった場面で用いられます。
本来の職務を持ったまま、別の職務も受け持つという性質を持ちます。
適切に運用すれば業務の相乗効果やスキル習得が期待できますが、過度な兼務は品質低下を招きます。
兼務の例文
- ( 1 ) 人事部と総務部の業務を兼務することになった。
- ( 2 ) 営業事務と経理事務を兼務し、業務の幅が広がった。
- ( 3 ) 複数プロジェクトを兼務すると、スケジュール管理が課題になる。
- ( 4 ) ITとセキュリティ管理を兼務する担当者は少なくない。
兼務の会話例
兼務は兼任とどう違うの?
ほとんど同じ意味だけど、本来の仕事のほかに別の仕事も受け持つことを言うよ。
最近、兼務が増えて手が回らないんだ。
業務を整理して優先順位をつけ、兼務の負担を上司に相談するといいよ。
兼任と兼務の違いまとめ
兼任と兼務の違いは、ほぼ同じ意味のなかで、兼務に本来の職務のほかに別の職務を兼ねる意味合いがある点にあります。
実務の場面では、兼任が役職レベル、兼務が業務レベルの使い分けとされることもあります。
職務を兼ねることを広く言うなら「兼任」、本来の職務に別の職務を加えることをはっきり言うなら「兼務」と区別されます。
兼任と兼務の読み方
- 兼任(ひらがな):けんにん
- 兼任(ローマ字):kennin
- 兼務(ひらがな):けんむ
- 兼務(ローマ字):kenmu