【ハイブリッドクラウド】と【マルチクラウド】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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ハイブリッドクラウドとマルチクラウドの分かりやすい違い
どちらも複数の環境を組み合わせる言葉ですが、組み合わせる相手が違います。ハイブリッドクラウドは、自社の設備やプライベートクラウドとパブリッククラウドをつないで一体で使う形を指します。
マルチクラウドは、複数の事業者のクラウドを併用する形を指します。種類の違う環境をまたぐのがハイブリッド、同じ種類を複数使うのがマルチ、と捉えると混同しにくくなります。
ハイブリッドクラウドとは?
「ハイブリッドクラウド」は、自社が持つ設備やプライベートクラウドと、事業者のパブリッククラウドを組み合わせ、一つの仕組みとして使う形を指します。取り扱いに注意が要る情報は手元に置き、負荷の増減が激しい処理は外の設備に逃がす、といった役割分担ができます。
すでにある設備を活かしながら、必要な部分だけを外に出せることが利点とされます。一方で、二つの環境をつなぐ通信の経路や、利用者の認証、監視の仕組みをそろえる手間が生じます。
どちらに何を置くかの線引きがあいまいだと、運用が複雑になりやすい点にも注意が要ります。段階的にクラウドへ移す途中の姿として使われることもあります。
ハイブリッドクラウドの例文
- ( 1 ) 顧客情報は手元に置き、集計だけ外に出すハイブリッドクラウドの構成にした。
- ( 2 ) ハイブリッドクラウドでは、二つの環境をつなぐ経路の設計が要になる。
- ( 3 ) 既存の設備を活かしたいので、ハイブリッドクラウドから始めた。
- ( 4 ) 繁忙期だけ外の設備を使うハイブリッドクラウドで、混雑を乗り切った。
- ( 5 ) どちらに何を置くかの線引きを決め、ハイブリッドクラウドの運用を整理した。
- ( 6 ) 段階的に移していく途中の姿として、ハイブリッドクラウドを選んでいる。
ハイブリッドクラウドの会話例
マルチクラウドとは?
「マルチクラウド」は、複数の事業者が提供するクラウドを並行して使う形を指します。ある機能はこちら、別の機能はあちら、というように得意な部分を選んで使い分けたり、一つの事業者に頼りきる状態を避けたりする狙いで採られます。
障害が起きたときに、影響の及ぶ範囲を分ける効果を期待する場合もあります。ただし、事業者ごとに操作の仕方や用語、料金の考え方が異なるため、扱う側には幅広い知識が求められます。
監視や費用の管理をどう束ねるかという課題も生じやすくなります。自社の設備と組み合わせるかどうかは問わず、複数のクラウドを併用していればこう呼ばれることが多いです。
マルチクラウドの例文
- ( 1 ) 得意分野が違うので、二社を併用するマルチクラウドにした。
- ( 2 ) 一社に頼りきらないよう、マルチクラウドで受け皿を分けた。
- ( 3 ) マルチクラウドは事業者ごとに用語が違い、覚えることが増える。
- ( 4 ) 費用の管理をどう束ねるかが、マルチクラウドの悩みどころだ。
- ( 5 ) 障害の影響を分けたくて、配信先をマルチクラウドに広げた。
- ( 6 ) マルチクラウドの監視は、見る場所を一つにまとめる工夫が要る。
マルチクラウドの会話例
ハイブリッドクラウドとマルチクラウドの違いまとめ
ハイブリッドクラウドとマルチクラウドは、どちらも複数の環境を使う言葉ですが、組み合わせる相手が違います。ハイブリッドクラウドは、自社の設備やプライベートクラウドと、事業者のパブリッククラウドをつないで一体として使う形です。
手元に残す情報と外に出す処理を役割で分けられる反面、通信や認証、監視をそろえる手間が生じます。マルチクラウドは、複数の事業者のクラウドを併用する形です。
得意な機能を選べ、一社に頼りきる状態も避けられますが、事業者ごとの違いを扱う知識と、監視や費用を束ねる工夫が要ります。種類の違う環境をまたぐならハイブリッド、同種を複数使うならマルチと覚えておくとよいでしょう。
ハイブリッドクラウドとマルチクラウドの読み方
- ハイブリッドクラウド(ひらがな):はいぶりっどくらうど
- ハイブリッドクラウド(ローマ字):haiburiddokuraudo
- マルチクラウド(ひらがな):まるちくらうど
- マルチクラウド(ローマ字):maruchikuraudo