【申込】と【承諾】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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申込と承諾の分かりやすい違い
申込と承諾の違いは、「契約を持ちかける」か「その内容を受け入れる」かにあります。
申込は、この条件で契約したいと持ちかける意思表示で、内容が具体的に定まっていることが前提です。
承諾は、その内容をそのまま受け入れる返答を指し、条件を変えれば新しい申込として扱われます。
申込とは?
申込とは、契約を結びたいという意思を、内容を具体的に定めて相手に示す行為のことです。
保険や講座、住宅ローンの申込のように、こちらから手を挙げる場面で幅広く用いられます。
売買であれば、何を、いくらで、いつ渡すかがある程度定まっている必要があるという性質を持ちます。
値札やチラシのような「誘い」にとどまる表示は、申込そのものとは区別されます。
申込の例文
- ( 1 ) 見積書の内容に問題がなかったので、正式に申込の手続きへ進んだ。
- ( 2 ) この申込には、価格と納期を明記して送付した。
- ( 3 ) 保険の申込書には、告知事項を漏れなく記入する。
- ( 4 ) チラシの表示は申込を誘うものであって、それ自体が申込とは限らない。
申込の会話例
見積書を送りましたが、これは申込になりますか。
品目・金額・納期が明記され、相手が了承すれば成立する内容なら申込と考えられます。
参考価格を示しただけの場合はどうなりますか。
その場合は申込ではなく、申込を誘う表示にとどまるとされます。
承諾とは?
承諾とは、相手から示された申込の内容を、そのまま受け入れる意思表示のことです。
見積書に対する注文書、注文書に対する注文請書のような書面のやり取りで用いられます。
受け入れる意思がはっきり読み取れて初めて承諾となるという性質を持ちます。
条件を変えて返せば新たな申込として扱われ、文面があいまいだと後で成立の有無が食い違うことがあります。
承諾の例文
- ( 1 ) 先方から承諾の連絡が入ったので、契約は成立したものとして扱う。
- ( 2 ) 注文書に対して注文請書を返す行為が、実務上の承諾にあたる。
- ( 3 ) 条件を変えて返信すると、承諾ではなく新しい申込として扱われる。
- ( 4 ) 承諾の返事が届く前に、相手が申込を撤回することもある。
承諾の会話例
先方から『承諾します』と返信が来ました。契約は成立しますか。
示した申込の内容をそのまま受け入れているなら、承諾として契約は成立します。
納期だけ変更してほしいと返してきた場合はどうなりますか。
それは承諾ではなく、新たな申込として扱われます。
申込と承諾の違いまとめ
申込と承諾の違いは、契約を持ちかける側か、それを受け入れる側かにあります。
申込は相手が受ければ契約になる程度に内容が具体的であるのに対し、承諾はその内容をそのまま受け入れる返答です。
「そのまま受ける」か「条件を変えて返す」かという点と区別されます。
申込と承諾の読み方
- 申込(ひらがな):もうしこみ
- 申込(ローマ字):moushikomi
- 承諾(ひらがな):しょうだく
- 承諾(ローマ字):shoudaku