【恐ろしい】と【怖しい】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

【恐ろしい】と【怖しい】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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恐ろしいと怖しいの分かりやすい違い

「恐ろしい」は、災害や事件など、誰が見ても危険で深刻な事柄に使う言葉です。規模が大きく、社会的な影響もある恐怖を表現する際によく使われます。

一方「怖しい」という表記は、現在の主要な国語辞典には見出し語として載っていません。個人的な恐怖を表したいときは「怖い」、客観的で重大な恐怖を文語的に表したいときは「恐ろしい」を使うのが標準的です。

恐ろしいとは?

客観的に見て恐怖を感じさせる、重大で深刻な事柄を表す言葉です。やや文語的な響きがあります。

「恐ろしい」は「恐ろしい事故」「恐ろしい光景」「恐ろしいほど」のように、誰が見ても恐怖を感じる深刻な状況を指します。規模が大きく、社会的な影響もある恐怖を表現します。

ニュース、文学作品、公式な文書などで使われることが多く、重みのある表現として認識されています。「恐ろしく」という副詞形で、程度の激しさを表すこともあります。

恐ろしいの例文

  • ( 1 ) 地震の恐ろしい被害を目の当たりにした。
  • ( 2 ) 恐ろしい速さで感染が広がっている。
  • ( 3 ) 戦争の恐ろしさを後世に伝える。
  • ( 4 ) 恐ろしいほど正確な予言だった。
  • ( 5 ) 恐ろしい事件が起きてしまった。
  • ( 6 ) 津波の恐ろしい威力に驚愕した。

恐ろしいの会話例

この事故、恐ろしいね。
本当に、二度と起きてほしくない。
恐ろしい経験した?
災害の現場を見た時は本当に恐ろしかった。
恐ろしいって使い方は?
大きな災害や事件など、深刻な時に使うよ。

怖しいとは?

「怖しい」という表記は、デジタル大辞泉や広辞苑など主要な国語辞典には見出し語として立てられておらず、現在の標準的な書き方とは言えません。

個人的・主観的に感じる身近な恐怖を表したい場合は、常用漢字表にも収められている「怖い」(こわい)を使うのが標準的です。「怖い話」「怖くて眠れない」のように、日常会話でよく使われます。

また、「恐ろしい」と同じ「おそろしい」という読みを別の漢字で表す場合には、「怖ろしい」という表記が辞書に見られます。この場合も送り仮名は「ろしい」であり、「し」だけの「怖しい」とは異なる表記です。混同しないよう注意が必要です。

怖しいの例文

  • ( 1 ) お化け屋敷が怖くて入れない。
  • ( 2 ) 一人で夜道を歩くのが怖い。
  • ( 3 ) 怖い夢を見て飛び起きた。
  • ( 4 ) 高い所が怖くて苦手だ。
  • ( 5 ) 注射が怖い子どもが多い。
  • ( 6 ) 暗闇が怖くて電気をつけて寝る。

怖しいの会話例

『怖しい』って書き方、たまに見かけるけど正しいのかな?
実は主要な国語辞典には載っていない書き方なんだって。
じゃあ、こわいって言いたいときはどう書けばいいの?
個人的な恐怖なら『怖い』、深刻な恐怖を文語っぽく言いたいなら『恐ろしい』が標準だよ。
『怖ろしい』っていう書き方もあるって聞いたことがある。
うん、それは『おそろしい』の別の漢字表記だよ。『し』だけの『怖しい』とは送り仮名が違うから注意だね。

恐ろしいと怖しいの違いまとめ

「恐ろしい」は客観的で重大な恐怖を表す言葉として、辞書に見出し語として載っています。一方「怖しい」という表記は、主要な国語辞典には見当たらず、現在の標準的な書き方とは言えません。

個人的な恐怖を表したいときは「怖い」、同じ「おそろしい」という読みを別の漢字で書きたいときは「怖ろしい」を使うのが一般的です。文章を書く際は、送り仮名を「ろしい」まで含めて書くよう注意すると、表記のゆれを防げます。読み方に迷ったときは、辞書に見出し語があるかどうかを確認する習慣をつけるとよいでしょう。

恐ろしいと怖しいの読み方

  • 恐ろしい(ひらがな):おそろしい
  • 恐ろしい(ローマ字):osoroshii
  • 怖しい(ひらがな):こわしい
  • 怖しい(ローマ字):kowashii
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