【売上高】と【営業収益】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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売上高と営業収益の分かりやすい違い
売上高と営業収益の違いは、業種によってどちらの科目名を用いるかにあります。
売上高は、商品や製品の販売、サービスの提供によって得た本業の収益を表す科目です。
営業収益は、鉄道・電力・金融・保険など特定の業種で売上高の代わりに使われる科目です。
売上高とは?
売上高とは、企業が本業として行う商品や製品の販売、サービスの提供によって得た収益の合計のことです。
製造業や卸売業、小売業、飲食業など、モノやサービスを直接提供する業種で広く用いられます。
値引きや返品、割戻しなどを差し引いた金額として計上されるという性質を持ちます。
前年や同業他社との比較を通じて、事業の成長度合いを測る指標としても使われます。
売上高の例文
- ( 1 ) 今期の売上高は前年より五パーセント伸び、主力商品の好調ぶりがうかがえた。
- ( 2 ) 決算発表で、通期の売上高予想を上方修正すると発表された。
- ( 3 ) 小売業では、既存店の売上高を月ごとに比較して業績を確認する。
- ( 4 ) 売上高から売上原価を差し引いた額が、売上総利益になる。
売上高の会話例
決算書に売上高とありますが、これは何を表しているのでしょうか。
商品やサービスを売って得たお金の合計です。会社の本業の稼ぎを示す数字になります。
利益とは違うものなのでしょうか。
はい、売上高から原価や経費を引いた残りが利益になります。売上高はあくまで入口の数字です。
営業収益とは?
営業収益とは、企業が本業として行う事業活動から得られる収益のことです。
鉄道業や電力・ガス業、金融業、保険業など、モノの販売ではないサービス提供が中心の業種で用いられます。
運賃収入や電力供給の対価、保険料収入など、業種ごとに収益の中身が異なるという性質を持ちます。
売上高に代えて用いられる名称であり、決算書のどちらが記載されているかで事業の性質をうかがう手がかりにもなります。
営業収益の例文
- ( 1 ) この鉄道会社は、運賃収入を営業収益として計上している。
- ( 2 ) 電力会社の営業収益は、家庭や企業への電力供給によって生まれる。
- ( 3 ) 保険会社の営業収益には、保険料収入のほか運用収益も含まれる。
- ( 4 ) 通信会社は、通信料収入を中心に営業収益を積み上げている。
営業収益の会話例
鉄道会社の決算書には、売上高ではなく営業収益とありますね。
鉄道や電力のような業種では、運賃や電力供給の対価を営業収益と呼ぶ習慣があります。
中身は売上高とほとんど同じということでしょうか。
はい、本業から得た収益という意味では同じで、業種に合わせて呼び方が変わっているだけです。
売上高と営業収益の違いまとめ
売上高と営業収益の違いは、業種によってどちらの科目名を用いるかにあります。
製造業や小売業では売上高が使われるのに対し、鉄道・電力・金融・保険といった業種では営業収益が使われる傾向があります。
モノを販売する業種の「売上高」と、サービス提供が中心の業種の「営業収益」は、業種の性質に応じた呼び方と区別されます。
売上高と営業収益の読み方
- 売上高(ひらがな):うりあげだか
- 売上高(ローマ字):uriagedaka
- 営業収益(ひらがな):えいぎょうしゅうえき
- 営業収益(ローマ字):eigyoushuueki