【営業収益】と【営業外収益】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
営業収益と営業外収益の分かりやすい違い
営業収益と営業外収益の違いは、「本業そのものの収益かどうか」と「損益計算書上で区分される場所」にあります。
営業収益は、企業が本業として行う事業活動から得る収益で、鉄道や電力、金融などの業種で「売上高」に代わって使われる科目です。
営業外収益は、本業以外の活動から継続的に生じる収益で、預金の利息や株式の配当、不動産の賃貸収入などが含まれます。
営業収益とは?
営業収益とは、企業が本業として行う事業活動から得られる収益のことです。
運送サービスの提供や電力の供給、資金の貸付や保険の引き受けなど、業種ごとの主たる事業活動を行う場面で用いられます。
鉄道業や電力・ガス業、金融業、保険業などで「売上高」に代えて使われ、損益計算書の最上段に記載されるという性質を持ちます。
同業他社と比較する際は、まず営業収益の大きさから事業規模を確かめるのが一般的な見方です。
営業収益の例文
- ( 1 ) この会社は運送事業を中心に、営業収益を着実に伸ばしている。
- ( 2 ) 保険会社の営業収益には、保険料収入だけでなく運用収益も含まれる。
- ( 3 ) 今期の営業収益は前年を上回ったが、営業費用の増加で利益は伸び悩んだ。
- ( 4 ) 通信事業者の営業収益は、通信料収入が大半を占めている。
営業収益の会話例
営業外収益とは?
営業外収益とは、企業の本業以外の活動から、毎期継続的に生じる収益のことです。
資金運用など副次的な収益力を確認する場面で用いられます。
銀行預金の受取利息や株式の受取配当金、不動産の賃貸収入、為替差益などが該当し、通常の企業活動に付随して繰り返し発生するという性質を持ちます。
損益計算書では、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引くことで経常利益が計算されます。
営業外収益の例文
- ( 1 ) 銀行預金の利息は、営業外収益として計上される。
- ( 2 ) 本業は苦戦したものの、営業外収益のおかげで経常利益は黒字を確保した。
- ( 3 ) 遊休地を貸し出して得た賃料収入も、営業外収益に含まれる。
- ( 4 ) 決算資料では、営業外収益の内訳として受取利息と受取配当金が示されていた。
営業外収益の会話例
営業収益と営業外収益の違いまとめ
営業収益と営業外収益の違いは、損益計算書に記載される収益の発生源にあります。
営業収益は鉄道や金融など特定の業種で本業の収益を示す科目として使われ「売上高」とほぼ同じ役割を持つのに対し、営業外収益は本業以外の活動から継続的に生じる収益で、預金利息や株式配当、不動産の賃貸収入などが該当します。
本業の収益を示す場合は「営業収益」、本業を支える副次的な収益を示す場合は「営業外収益」と区別されます。
営業収益と営業外収益の読み方
- 営業収益(ひらがな):えいぎょうしゅうえき
- 営業収益(ローマ字):eigyoushuueki
- 営業外収益(ひらがな):えいぎょうがいしゅうえき
- 営業外収益(ローマ字):eigyougaishuueki