【逆日歩】と【配当落調整金】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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逆日歩と配当落調整金の分かりやすい違い
逆日歩と配当落調整金の違いは、発生する理由にあります。
逆日歩は、信用売りが多くて株が不足した時に、株を借りるため売り方が支払う特別な借り賃です。
配当落調整金は、信用取引中に配当の権利確定日を迎えた際、配当相当額を調整する金銭です。
逆日歩とは?
逆日歩とは、信用取引で証券金融会社の貸株残高が融資残高を上回った際に生じる品貸料のことです。
需給が逼迫した際に不足株券を調達する品貸料として、制度信用取引で用いられます。
株不足が続くと高額になることもあり、信用売り方に大きなリスクとなるという性質を持ちます。
回避策として、一般信用取引の利用や権利付最終日前の決済などが行われています。
逆日歩の例文
- ( 1 ) 株主優待狙いの売りが集中し、この銘柄に高い逆日歩がついた。
- ( 2 ) 優待取りのつなぎ売りが、逆日歩の高騰で損失に変わった。
- ( 3 ) 証券金融会社が、本日の逆日歩を1株15円と発表した。
- ( 4 ) 逆日歩を避けるため、制度信用から一般信用に切り替えた。
逆日歩の会話例
逆日歩とは、どのような時に発生するのですか。
信用売りが買いを上回り、株券が不足した時に発生します。
どのくらい高くなることがありますか。
極端な場合はかなり高額になり、土日をはさむとその日数分も負担になります。
配当落調整金とは?
配当落調整金とは、信用取引で権利付最終日の取引終了時に建玉を保有している投資家に発生する調整金のことです。
信用買い方は受け取り、信用売り方は支払う仕組みで、配当金の確定後の精算に用いられます。
信用買い方が受け取る金額は配当金から所得税相当額の15.315%を差し引いたおよそ85%で、事前に計算できるという性質を持ちます。
信用買い方が受け取る額と信用売り方が支払う額は、税務上、現物株の配当金とは別の扱いになります。
配当落調整金の例文
- ( 1 ) 権利確定日を前に、この株の配当落調整金は1株40円になる見込みだ。
- ( 2 ) 信用売りの建玉があり、配当落調整金として20万円を支払った。
- ( 3 ) 配当落調整金を考えると、信用売りの利益は目減りする。
- ( 4 ) 高配当株の信用買いで、年間の配当落調整金収入が50万円を超えた。
配当落調整金の会話例
配当落調整金は、実際の配当金と同じ金額ですか。
いいえ、買い方なら所得税相当額を差し引いたおよそ85%です。配当控除も受けられません。
配当落調整金を避ける方法はありますか。
権利付最終日までに決済すれば発生しませんが、配当相当の利益も得られません。
逆日歩と配当落調整金の違いまとめ
逆日歩と配当落調整金の違いは、発生する理由にあります。
逆日歩が需給に応じて日々変動するのに対し、配当落調整金は配当額に基づき事前に計算できます。
株不足で日々変わる借り賃なら「逆日歩」、配当に基づく固定の調整金なら「配当落調整金」と区別されます。
逆日歩と配当落調整金の読み方
- 逆日歩(ひらがな):ぎゃくひぶ
- 逆日歩(ローマ字):gyakuhibu
- 配当落調整金(ひらがな):はいとうおちちょうせいきん
- 配当落調整金(ローマ字):haitouochichouseikin