【特別利益】と【特別損失】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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特別利益と特別損失の分かりやすい違い
特別利益と特別損失の違いは、「利益」になるか「損失」になるかという方向にあります。
特別利益は、固定資産の売却益など会社にプラスに働く臨時的な利益です。
特別損失は、固定資産の除却損や災害による損失など会社にマイナスに働く損失です。
特別利益とは?
特別利益とは、企業のその期に限って臨時的に発生した利益のことです。
固定資産売却益や投資有価証券の売却益、保険金の受取額などが代表例として用いられます。
通常の事業活動とは切り離されて発生し、経常利益に加算されるという性質を持ちます。
ただし、同じ規模の特別利益が翌期以降も続くとは限りません。
特別利益の例文
- ( 1 ) 保有していた投資有価証券の売却により、特別利益を計上した。
- ( 2 ) 本社移転に伴う旧本社ビルの売却で、多額の特別利益が発生した。
- ( 3 ) 特別利益を除いた実質的な利益は、前年並みにとどまった。
- ( 4 ) 保険金の受取額が特別利益として計上され、純利益を押し上げた。
特別利益の会話例
今期は特別利益と特別損失の両方が出ているようですね。
はい。特別利益は本社ビル売却によるプラスの利益で、特別損失は設備処分によるマイナスの損失です。
同じ「特別」でも、片方はプラスで片方はマイナスなのですね。
そうです。ただ、どちらも本業とは関係のない臨時的な出来事から生じる点は共通しています。
特別損失とは?
特別損失とは、企業のその期に限って臨時的に発生した損失のことです。
固定資産除却損や減損損失、災害による損失などが代表例として用いられます。
通常の事業活動とは切り離されて発生し、経常利益から差し引かれるという性質を持ちます。
ただし、本業の不振によるものか一時的な要因によるものかは、内容によって異なります。
特別損失の例文
- ( 1 ) 老朽化した工場設備の除却により、多額の特別損失を計上した。
- ( 2 ) 収益性の低下した店舗について、減損損失を特別損失として計上した。
- ( 3 ) 台風による工場の損壊が、特別損失として決算に反映された。
- ( 4 ) 事業からの撤退に伴う費用が、特別損失として一括計上された。
特別損失の会話例
特別損失は、特別利益とは正反対のものなのでしょうか。
そうですね。特別利益がプラスの臨時利益なら、特別損失はマイナスの臨時損失です。
工場を処分したり、災害に遭ったりしたときに生じる損失なのですね。
はい。固定資産の除却や減損、災害による損害などが代表的な例です。
特別利益と特別損失の違いまとめ
特別利益と特別損失の違いは、プラスに働くかマイナスに働くかにあります。
特別利益は会社にプラスに働く出来事から生じるのに対し、特別損失はマイナスに働く出来事から生じます。
決算書では「会社にプラスの特別利益」と「マイナスの特別損失」と区別されます。
特別利益と特別損失の読み方
- 特別利益(ひらがな):とくべつりえき
- 特別利益(ローマ字):tokubetsurieki
- 特別損失(ひらがな):とくべつそんしつ
- 特別損失(ローマ字):tokubetsusonshitsu