【限界利益】と【貢献利益】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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限界利益と貢献利益の分かりやすい違い
限界利益と貢献利益の違いは、利益を計算する際に差し引く費用の範囲にあります。
限界利益は、売上高から変動費だけを差し引いた利益で、固定費を回収する前の段階の金額です。
貢献利益は、事業部や製品ごとの採算を見る場面で使われることが多く、限界利益からその単位の固定費をさらに差し引いた利益として説明されます。
限界利益とは?
限界利益とは、売上高から変動費を差し引いて求める利益のことです。
直接原価計算という原価計算の方法のもとで、売上が一つ増えるごとの利益の増え方を示す数値として用いられます。
限界利益から固定費を差し引くと営業利益になるため、固定費を回収する前の段階の利益という性質を持ちます。
売上高に対する限界利益の割合は限界利益率と呼ばれ、複数の商品を比べて優先順位を判断する材料にもなります。
限界利益の例文
- ( 1 ) 売上高から変動費を引いて、まず限界利益を計算した。
- ( 2 ) 限界利益が固定費を上回った時点で、会社は黒字に転じる。
- ( 3 ) 限界利益は増えているのに営業利益が伸びず、固定費の増加が疑われた。
- ( 4 ) 値引きをすると、限界利益がどれだけ減るかを事前に確認した。
限界利益の会話例
限界利益という言葉、初めて聞いたんですが、営業利益と何が違うんですか。
売上高から変動費だけを引いたものが限界利益です。固定費はまだ引いていない段階の利益なんです。
じゃあ、そこから固定費を引くと営業利益になるということですね。
そのとおりです。限界利益が固定費を上回れば黒字に、下回れば赤字になります。
貢献利益とは?
貢献利益とは、事業部や製品といった特定の単位ごとの採算を見るときに使われる利益のことです。
限界利益からその事業部や製品に直接かかる固定費をさらに差し引いて求める考え方として用いられます。
各事業部が会社全体の共通費用や利益にどれだけ役立っているかを示す、という性質を持ちます。
ただし貢献利益という言葉の使い方は会社や資料によって幅があり、限界利益とほぼ同じ意味で使われることもあります。
貢献利益の例文
- ( 1 ) 事業部ごとの貢献利益を比べて、どこが利益に貢献しているか確認した。
- ( 2 ) この製品ラインの貢献利益は、個別固定費を差し引いてもまだプラスだった。
- ( 3 ) 貢献利益がマイナスの事業からは撤退すべきだという意見が出た。
- ( 4 ) 貢献利益がプラスでも、共通固定費まで負担すると全社では赤字ということもある。
貢献利益の会話例
さっきの限界利益、貢献利益と呼ぶ場合もあるって本当ですか。
そうなんです。限界利益から事業部だけの固定費を引いた利益を、貢献利益と呼ぶこともあります。
共通で使う本社費なんかは、まだ引いていない段階ということですか。
そうです。事業部が会社全体にどれだけ貢献しているかの目安になります。
限界利益と貢献利益の違いまとめ
限界利益と貢献利益の違いは、差し引く費用の範囲にあります。
限界利益が売上高から変動費だけを差し引いた金額であるのに対し、貢献利益は事業部や製品ごとにその単位の固定費までさらに差し引いた利益です。
全体の採算を示す「限界利益」と、部門ごとの採算を示す「貢献利益」と区別されます。
限界利益と貢献利益の読み方
- 限界利益(ひらがな):げんかいりえき
- 限界利益(ローマ字):genkairieki
- 貢献利益(ひらがな):こうけんりえき
- 貢献利益(ローマ字):koukenrieki