【先入先出法】と【平均法】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

【先入先出法】と【平均法】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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先入先出法と平均法の分かりやすい違い

先入先出法と平均法の違いは、「仕入順序をたどる点」と「価格をならす点」にあります。
先入先出法は、先に仕入れたものから先に販売されたとみなし、実際の仕入順序に沿って計算します。
平均法は、一定期間や一定時点の仕入価格をならして平均単価を算定します。

先入先出法とは?

先入先出法とは、先に仕入れたものから順に販売されたと仮定し、実際の仕入れの順序をたどって売上原価を算定する方法のことです。
鮮度や流行の影響を受けやすい商品を扱う業種で用いられます。
仕入価格が変動する局面では、平均法よりも損益への影響が大きく出やすいという性質を持ちます。

仕入れごとにロットを区別して管理する必要があるため、品目数が多い企業ほど事務負担も増えやすくなります。

先入先出法の例文

  • ( 1 ) 先入先出法では、仕入れた順番どおりに払い出されたものとして原価を計算する。
  • ( 2 ) 在庫の実物管理が先入先出で徹底されている現場は、会計上も先入先出法と相性がよい。
  • ( 3 ) 賞味期限のある商品を扱う倉庫では、先入先出法の考え方が現場の運用ともなじむ。
  • ( 4 ) 先入先出法は、仕入価格をならさず、実際の仕入順序をそのまま反映する点が特徴だ。

先入先出法の会話例

弊社の評価方法は、先入先出法と平均法のどちらだったでしょうか。
先入先出法ですね。仕入れた順番のとおりに払い出したとみなす方法です。
平均法とは考え方がだいぶ違うのですね。
そうですね。平均法は価格をならしますが、先入先出法は仕入れの順序をそのまま使います。

平均法とは?

平均法とは、一定期間や一定時点の仕入価格を平均してならし、その平均単価で払い出しを計算する考え方のことです。
取扱品目が多い企業や、仕入れの記録を細かく追いにくい業種で用いられます。
価格変動の影響を受けにくく、払出単価や売上原価が比較的安定するという性質を持ちます。

期末に一括して算定する総平均法と、仕入れのたびに再計算する移動平均法とに分かれます。

平均法の例文

  • ( 1 ) 複数の仕入先から仕入れる商品は、平均法で単価を算定している。
  • ( 2 ) 平均法を使うと、仕入価格が多少上下しても払出単価は緩やかにしか動かない。
  • ( 3 ) 品目数が多い在庫については、個別に管理する手間の少ない平均法を採用している。
  • ( 4 ) 平均法は、価格変動の激しい相場商品の評価にもよく使われる。

平均法の会話例

平均法とは、具体的にどのような計算をするのでしょうか。
仕入れた価格をならして、平均の単価で払い出しを計算する方法です。
先入先出法のように、仕入れた順番は関係ないのですね。
そうですね。順番をたどらず、価格の平均を使うのが平均法の考え方です。

先入先出法と平均法の違いまとめ

先入先出法と平均法の違いは、単価の計算の考え方にあります。
先入先出法は仕入れの順序を個別にたどるのに対し、平均法は価格をならして単価を求めます。
先入先出法は「仕入価格の変動が損益に出やすい」方法であり、平均法は「価格変動の影響を受けにくい」方法と区別されます。

先入先出法と平均法の読み方

  • 先入先出法(ひらがな):さきいれさきだしほう
  • 先入先出法(ローマ字):sakiiresakidashihou
  • 平均法(ひらがな):へいきんほう
  • 平均法(ローマ字):heikinhou
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