【固定費】と【準固定費】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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固定費と準固定費の分かりやすい違い
固定費と準固定費の違いは、「常に一定の費用か」「一定範囲を超えると段階的に増える費用か」にあります。
固定費は、生産量や販売量にかかわらず、一定期間はほぼ変わらない費用です。
準固定費は、ある範囲内では固定費のように一定ですが、範囲を超えると段階的に金額が増える費用です。
固定費とは?
固定費とは、売上や生産量の増減にかかわらず、一定期間はほぼ変わらずにかかり続ける費用のことです。
工場や事務所の家賃、正社員の基本給、設備の減価償却費などが固定費として用いられます。
売上が少ない時期には負担が重く、伸びる時期には割合が軽くなるという性質を持ちます。
長期的には設備増強や人員見直しで水準が変わることもありますが、短期的にはほぼ動きません。
固定費の例文
- ( 1 ) 売上が落ち込んだ月でも、家賃などの固定費は変わらずかかった。
- ( 2 ) 固定費を見直すため、事務所の賃料を交渉した。
- ( 3 ) 正社員の基本給は固定費として、毎月ほぼ一定額を占めている。
- ( 4 ) 固定費の割合が高いと、売上が減ったときの利益への影響が大きい。
固定費の会話例
お店を始めるにあたって、毎月必ずかかる費用を把握しておきたいんです。
それなら固定費ですね。家賃やスタッフの基本給、保険料などが当てはまります。
お客さんが少ない月でも、同じ金額がかかるということですか。
はい。売上に関係なく、ほぼ一定額がかかり続けるのが固定費の特徴です。
準固定費とは?
準固定費とは、一定の範囲内では固定費のように変わらないものの、その範囲を超えると段階的に増える費用のことです。
監督者の人件費のように、一定人数の範囲では変わらない費用が準固定費として用いられます。
連続的に増える変動費とは異なり、一定の区切りで金額がまとまって変わるという性質を持ちます。
生産設備を一台追加するときの維持費なども、同じように段階的に増える例として挙げられることがあります。
準固定費の例文
- ( 1 ) 作業員が増えすぎたため、監督者を一人追加し、準固定費が段階的に増えた。
- ( 2 ) 生産ラインを一本増やすと、準固定費として管理者の人件費も追加でかかる。
- ( 3 ) 従業員数がある人数を超えたところで、準固定費が階段状に増加した。
- ( 4 ) 準固定費の発生する境目を把握しておくと、増員計画が立てやすい。
準固定費の会話例
スタッフを増やすときの費用は、固定費とは違う考え方があるのでしょうか。
ありますね。ある人数までは監督者一人で足りても、超えると追加で必要になります。
その追加分は、売上に応じて少しずつ増えるわけではないのですね。
ええ、それが準固定費です。一定の範囲では変わらず、範囲を超えると段階的に増えます。
固定費と準固定費の違いまとめ
固定費と準固定費の違いは、常に一定の費用か、一定範囲を超えると増える費用かという点にあります。
固定費は家賃や基本給のように一定期間はほぼ変わらずにかかり続ける費用であるのに対し、準固定費は監督者の増員のように一定範囲を超えると段階的に金額が増えます。
「固定費」は常に一定の費用、「準固定費」は段階的に増える費用と区別されます。
固定費と準固定費の読み方
- 固定費(ひらがな):こていひ
- 固定費(ローマ字):koteihi
- 準固定費(ひらがな):じゅんこていひ
- 準固定費(ローマ字):junkoteihi