【定価】と【希望小売価格】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
定価と希望小売価格の分かりやすい違い
定価と希望小売価格の違いは、「拘束力のある価格」か「拘束力のない目安の価格」かにあります。
定価はメーカーが決めた価格を守って売らなければならない、書籍や雑誌など法律で例外的に認められた一部の商品にだけ使われる拘束力のある価格です。
希望小売価格はメーカーが目安として示す価格で拘束力はなく、実際の販売価格はお店が自由に決められます。
定価とは?
定価とは、メーカーが定めた販売価格を、卸売業者や小売店がそのまま守って販売しなければならない価格のことです。
独占禁止法で原則禁止される価格拘束の例外として、書籍・雑誌・新聞・音楽ソフトなど一部の著作物にだけ用いられます。
値引きせずに販売することが前提で、新刊はどの書店で買っても同じ価格になるという性質を持ちます。
この仕組みは著作物再販制度と呼ばれ、地域や店舗による極端な価格差を防ぐ目的があるとされています。
定価の例文
- ( 1 ) この文庫本は定価780円(税込)で販売されている。
- ( 2 ) 音楽CDは定価から値引きされずに売られていることが多い。
- ( 3 ) 定価販売が前提の商品なので、割引はしていない。
- ( 4 ) 書店ではどの店で買っても定価は同じだ。
定価の会話例
この本、どこで買っても定価が同じなのはなぜですか。
本や雑誌には定価が決められていて、どのお店も同じ価格で売る決まりになっているんです。
それって、お店が値引きしちゃいけないってことですか。
そうなんです、書籍などは例外的に価格を守ることが認められています。
希望小売価格とは?
希望小売価格とは、メーカーが目安として示す価格のことです。
家電や日用品、食品など、定価が使えない多くの商品で、値引きの基準として用いられます。
法的な拘束力はなく、実際にいくらで売るかは卸売業者や小売店が自由に決められるという性質を持ちます。
近年は希望小売価格自体を設定しない「オープン価格」の商品も増えており、店舗ごとに実売価格の差が出やすくなっています。
希望小売価格の例文
- ( 1 ) この家電の希望小売価格は5万円だが、実売はもっと安い。
- ( 2 ) 希望小売価格の3割引で販売するセールを行う。
- ( 3 ) 希望小売価格はあくまで目安で、店ごとに実売価格は異なる。
- ( 4 ) この商品は希望小売価格を設定せず、オープン価格で販売している。
希望小売価格の会話例
この家電、希望小売価格と実際の値段がずいぶん違いますね。
希望小売価格はあくまでメーカーが示す目安なので、お店が自由に値段を決められるんです。
定価とは違うんですか、同じようなものかと思っていました。
大きく違いますよ、定価は守らないといけない価格ですが、希望小売価格には拘束力がないんです。
定価と希望小売価格の違いまとめ
定価と希望小売価格の違いは、価格に拘束力があるかどうかにあります。
定価は独占禁止法で例外的に認められた書籍・雑誌・新聞・音楽ソフトなど一部の商品にだけ使われる拘束力のある価格であるのに対し、希望小売価格は拘束力のない目安の価格です。
守るべき価格が「定価」、あくまで参考の価格が「希望小売価格」と区別されます。
定価と希望小売価格の読み方
- 定価(ひらがな):ていか
- 定価(ローマ字):teika
- 希望小売価格(ひらがな):きぼうこうりかかく
- 希望小売価格(ローマ字):kiboukourikakaku