【サーバーレス】と【コンテナ】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
サーバーレスとコンテナの分かりやすい違い
サーバーレスは、サーバーの用意や管理を利用者が意識しなくて済む使い方を指す言葉で、必要なときだけ処理が動き、使った分に応じて費用がかかる形が多いです。
コンテナは、アプリと動かすのに要る部品を一つに包む技術で、どこでも同じように動かすための仕組みです。
片方は運用の任せ方、もう片方は包み方を指すため、対立するものではなく、観点の違いと捉えるのが実態に合います。
サーバーレスとは?
「サーバーレス」は、サーバーが存在しないという意味ではなく、サーバーの用意や管理を利用者が意識しなくてよい使い方を指す言葉です。機械の台数や OS の更新、負荷に合わせた増減といった作業は事業者側が引き受け、利用者は動かしたい処理そのものを預けます。
呼び出しがあったときだけ動き、使った分に応じて費用が決まる形が一般的です。運用の人手を減らせる一方、実行時間の上限や、久しぶりの呼び出しで立ち上がりに間が空くといった制約が付くことがあります。
関数単位で動かす仕組みが代表例として挙げられますが、コンテナをサーバーレスの形で動かせる仕組みもあり、指す範囲は文脈によって広がります。
サーバーレスの例文
- ( 1 ) 通知を送るだけの処理はサーバーレスにして、当番の作業を減らした。
- ( 2 ) サーバーレスは使った分の費用なので、利用の波が大きい処理と相性がよい。
- ( 3 ) 立ち上がりに間が空くことがある点を、サーバーレスの採用前に確かめた。
- ( 4 ) 台数の増減を任せられるので、急な混雑もサーバーレスで受け止められた。
- ( 5 ) サーバーレスといっても機械が無いわけではなく、管理を任せているだけだ。
- ( 6 ) 実行時間の上限があるため、長く動き続ける処理はサーバーレスから外した。
サーバーレスの会話例
コンテナとは?
「コンテナ」は、アプリケーションと、それが動くのに必要なライブラリや設定を一つにまとめ、持ち運べるようにする技術を指します。まとめた中身は同じなので、開発者の手元でも検証環境でも本番でも、同じように動くことが期待できます。
OS の中核部分は動かす側の機械と共有するため、機械まるごとを模した仕組みに比べて起動が速く、消費する資源も小さくなります。ただし、あくまで包み方と動かし方の技術であって、どこで動かすかは別の話です。
自前のサーバーでも、借りた仮想サーバーでも、管理を事業者に任せる形でも動かせます。数が増えると管理が要るため、まとめて面倒を見る仕組みと組み合わせて使われることが多くあります。
コンテナの例文
- ( 1 ) 開発と本番で動きが違う問題は、コンテナにまとめて解決した。
- ( 2 ) コンテナは起動が速いので、試験のたびに作り直しても待たされない。
- ( 3 ) 必要なライブラリまでコンテナに含め、環境構築の手順書を短くした。
- ( 4 ) コンテナの数が増えてきたので、まとめて管理する仕組みを入れた。
- ( 5 ) 同じコンテナを、自前のサーバーでもクラウドでも動かしている。
- ( 6 ) コンテナの中身を小さく保つほど、配布も入れ替えも楽になる。
コンテナの会話例
サーバーレスとコンテナの違いまとめ
サーバーレスとコンテナは、比べている軸が違います。サーバーレスは、サーバーの用意や管理を事業者に任せ、利用者が意識せずに済ませる運用の考え方を指します。
使った分だけの費用になりやすい反面、実行時間の上限や立ち上がりの遅れといった制約が付くことがあります。コンテナは、アプリと必要な部品を一つに包んで持ち運べるようにする技術で、どこでも同じように動かすための仕組みです。
包んだものをどこで動かすかは別の話で、自前のサーバーでも、管理を任せる形でも動かせます。実際にコンテナをサーバーレスの形で動かす仕組みもあり、二つは対立する選択肢ではないと捉えたほうが実態に合います。
サーバーレスとコンテナの読み方
- サーバーレス(ひらがな):さーばーれす
- サーバーレス(ローマ字):saabaaresu
- コンテナ(ひらがな):こんてな
- コンテナ(ローマ字):kontena