【留意】と【了承】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
留意と了承の分かりやすい違い
留意と了承は、ビジネスでよく使われますが、意味が全く違います。留意は、気をつけて心に留めておくことです。締切に留意してくださいのように、注意を促すときに使います。
了承は、相手の話を理解して、それでいいと認めることです。変更を了承しましたのように、同意や承諾を表します。
相手の提案や要求を受け入れるときに使います。注意することが留意、理解して認めることが了承と覚えておきましょう。
留意とは?
留意は、ある事柄に注意を払い、心に留めておくことを表す言葉です。留はとどめる、意は心、注意を意味し、大切なことを忘れないよう意識的に覚えておく行為を指します。留意する、留意点という形でよく使われます。ビジネスや公的な文書でよく見られ、以下の点に留意してください、安全に留意して作業するのように、注意喚起や心構えを促す際に用いられます。
単なる注意よりも、継続的に心に留めておくというニュアンスが強いのが特徴です。
留意事項、留意すべき点など、マニュアルや説明書でも頻繁に使われ、ミスやトラブルを防ぐための重要な情報を示す際に重宝されます。相手に慎重な行動を求める、丁寧で formal な表現として定着しています。
留意の例文
- ( 1 ) 締切日に留意して、スケジュールを組んでください。
- ( 2 ) 天候に留意して、イベントの準備を進めます。
- ( 3 ) 個人情報の取り扱いには十分留意いたします。
- ( 4 ) 健康管理に留意して、無理のない範囲で働きましょう。
- ( 5 ) 以下の留意事項を必ず確認してください。
- ( 6 ) 交通安全に留意して、運転してください。
留意の会話例
了承とは?
了承は、相手の申し出や提案、状況などを理解した上で、それを認めて受け入れることを表す言葉です。了は明らか、理解する、承は受ける、承諾するを意味し、納得して同意することを示します。ビジネスシーンでは了承いたしました、了承を得る、了承済みなどの形で頻繁に使われ、正式な同意や承諾を表す際の定型表現となっています。
単に分かったというより、責任を持って受け入れるという意味合いが強いです。了解と似ていますが、了承の方がより正式で、上位者の許可や公式な同意を表す場合に適しています。
契約、変更、申請など、何らかの決定や行動に対する正式な同意を示す際に使われる、ビジネスに欠かせない表現です。
了承の例文
- ( 1 ) 会議の日程変更について了承いたしました。
- ( 2 ) お客様からクレームについて了承を得ました。
- ( 3 ) 上司から企画書の内容を了承していただいた。
- ( 4 ) この条件で了承いただけますでしょうか。
- ( 5 ) 変更内容については既に了承済みです。
- ( 6 ) 皆様の了承を得てから、実行に移します。
了承の会話例
留意と了承の違いまとめ
留意と了承は、ビジネスシーンでよく使われる言葉ですが、行為の性質が全く異なります。留意は注意を払い心に留める予防的・継続的な行為で、これから気をつけるべきことを示します。一方了承は、提案や状況を理解して受け入れる決定的・完結的な行為で、同意や承諾を表します。
納期に留意するは注意を続けること、納期延長を了承するは変更を認めることという違いがあります。
使い分けのポイントは、注意を促したいなら留意、同意を示したいなら了承を使うことです。両者を正しく使い分けることで、ビジネスコミュニケーションがより明確になります。
留意と了承の読み方
- 留意(ひらがな):りゅうい
- 留意(ローマ字):ryuui
- 了承(ひらがな):りょうしょう
- 了承(ローマ字):ryoushou