【了承】と【承知】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
了承と承知の分かりやすい違い
了承と承知はどちらも受け入れることですが、ニュアンスが違います。了承は、相手の申し出や提案を納得して受け入れることです。
変更を了承する、了承を得るのように、同意の意味が強いです。承知は、相手の依頼や指示を理解して引き受けることです。承知しました、承知の上でのように、理解と受諾を表します。
納得して受け入れるのが了承、理解して引き受けるのが承知と覚えましょう。
了承とは?
了承は、相手の申し出、提案、要求などを十分に理解し、納得した上で受け入れることを表す言葉です。了はおわる、さとる、承はうけたまわるを意味し、内容を理解して同意することを示します。計画の変更を了承する、上司の了承を得る、了承済みの案件のように使われ、ビジネスシーンでよく用いられます。
了承には、単に聞くだけでなく、内容を吟味して納得するというプロセスが含まれています。了承を得ることは、組織やプロジェクトを円滑に進める上で重要です。
特に、変更や例外的な対応が必要な場合、関係者の了承を得ることで、後のトラブルを防ぐことができます。事後了承は望ましくないとされています。
了承の例文
- ( 1 ) 予定変更について了承を得た。
- ( 2 ) この条件で了承いただけますか。
- ( 3 ) 全員の了承を取ってから進める。
- ( 4 ) 了承なしに変更はできない。
- ( 5 ) 部長の了承済みです。
- ( 6 ) 了承を得るのに時間がかかった。
了承の会話例
承知とは?
承知は、相手の言うことを聞いて理解し、引き受けることを表す言葉です。承はうけたまわる、知はしるを意味し、相手の意向を理解して受け入れる謙譲の気持ちが含まれています。承知しました、承知いたしました、百も承知のように使われ、日本のビジネスマナーでは重要な表現です。
単なる分かりましたよりも丁寧で、相手への敬意を示す言葉として定着しています。承知には、理解するだけでなく、責任を持って対応するという意味も含まれます。
承知の上でという表現は、リスクや条件を理解した上で行動することを示します。ただし、目上の人に対して了解より承知を使う方が適切とされています。
承知の例文
- ( 1 ) ご依頼の件、承知しました。
- ( 2 ) リスクは承知の上で挑戦する。
- ( 3 ) 承知いたしました、すぐに対応します。
- ( 4 ) 事情は百も承知です。
- ( 5 ) ご要望承知しました。
- ( 6 ) 重々承知しております。
承知の会話例
了承と承知の違いまとめ
了承と承知は、受け入れる際の心理的プロセスに違いがあります。了承は内容を吟味し、納得した上での同意を表します。一方承知は、相手の意向を理解して引き受けることで、より実務的な受諾を表します。
提案を了承は熟慮の上の同意、依頼を承知は理解して引き受けるという違いがあります。
承認が必要な場面では了承、依頼への返答では承知を使うことで、適切な表現ができます。
了承と承知の読み方
- 了承(ひらがな):りょうしょう
- 了承(ローマ字):ryoushou
- 承知(ひらがな):しょうち
- 承知(ローマ字):shouchi