【賃料】と【共益費】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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賃料と共益費の分かりやすい違い
賃料と共益費の違いは、「何に対して支払うお金か」にあります。
賃料は、部屋や店舗そのものを借りることへの対価として支払うお金です。
共益費は、廊下やエレベーターといった共用部分を維持し管理するための費用として、賃料とは別に支払うお金です。
賃料とは?
賃料とは、部屋や店舗などの物件を借りる対価として、借り主が貸し主に支払うお金のことです。
契約で定められた金額を、毎月決まった時期に支払う場面で用いられます。
物件の立地や広さ、築年数、設備の充実度などをもとに、周辺の相場を踏まえて金額が設定されるという性質を持ちます。
一般には家賃とほぼ同じ意味で使われます。
賃料の例文
- ( 1 ) この物件の賃料は周辺相場よりやや高めに設定されている。
- ( 2 ) 賃料の支払いが一日でも遅れると、督促の連絡が来ることがある。
- ( 3 ) 賃料を抑えたくて、少し駅から離れた物件を選んだ。
- ( 4 ) 賃料には、共用部分の維持費は含まれていないことが多い。
賃料の会話例
契約書に『賃料』とありますけど、これは家賃と同じ意味ですか。
はい、ほぼ同じ意味で使われます。物件を借りる対価として、貸し主に支払うお金です。
賃料だけ払えば、それで十分なんですか。
いえ、それだけとは限りません。共用部分の維持管理費は、別の名目で扱われるんです。
共益費とは?
共益費とは、廊下や階段、エレベーター、外灯といった共用部分を維持し管理するために、入居者や借り主から集められる費用のことです。
共用部分の清掃や電気代、設備の点検や修繕といった費用にあてたい場面で用いられます。
専有する部屋や店舗のためではなく、建物全体を良い状態に保つための、入居者どうしで分担する費用という性質を持ちます。
賃料とは別の名目で請求されることが多いものの、実際には賃料に含めて一括で表示している物件もあり、契約内容によって扱いは異なります。
共益費の例文
- ( 1 ) 毎月の家賃とは別に、共益費として五千円を支払っている。
- ( 2 ) 共益費は、廊下やエレベーターの維持管理にあてられている。
- ( 3 ) このビルは共益費が高めだが、そのぶん清掃が行き届いている。
- ( 4 ) 物件によっては、共益費が賃料に含まれて表示されることもある。
共益費の会話例
その『別の名目』というのが、『共益費』ですか。
そうです。共益費は、廊下やエレベーターなど共用部分を維持管理するための費用です。
賃料とは、必ず別々に払うものなんですか。
契約によります。賃料に含めて一括で表示している物件もあります。
賃料と共益費の違いまとめ
賃料と共益費の違いは、何に対する対価かにあります。
賃料は専有部分を借りることへの対価であるのに対し、共益費は共用部分の維持管理のために集められる費用です。
部屋や店舗そのものを借りる対価を指す場合は「賃料」、共用部分を保つための費用を指す場合は「共益費」と区別されます。
賃料と共益費の読み方
- 賃料(ひらがな):ちんりょう
- 賃料(ローマ字):chinryou
- 共益費(ひらがな):きょうえきひ
- 共益費(ローマ字):kyouekihi