【取り急ぎ】と【略儀ながら】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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取り急ぎと略儀ながらの分かりやすい違い
取り急ぎと略儀ながらの違いは、「詫びている理由」と「使われる場面の格式」にあります。
取り急ぎは、時間をかけずに用件だけを先に伝えることへの断りをやわらげる言葉です。
略儀ながらは、正式な形式で伝えるべきところを書面や略式で済ませることへの詫びを表す言葉です。
取り急ぎとは?
取り急ぎとは、十分な時間をかけずに用件だけを先に伝えることを詫びる言葉のことです。
十分な説明をする時間がなく、急いで用件だけを伝えたい場面で用いられます。
メールや手紙の結びで「取り急ぎご連絡まで」のように使われ、急いで簡潔に済ませたことをやわらげるという性質を持ちます。
目上の人への正式なお礼状などでは素っ気ない印象を与えることがあるため、後で改めて丁寧な連絡を添えるなどの配慮が必要とされています。
取り急ぎの例文
- ( 1 ) 急いで用件だけ伝えたいときに、取り急ぎという言葉を使う。
- ( 2 ) 取り急ぎは、丁寧に書く時間がないことを詫びる言葉だ。
- ( 3 ) 会議の日程変更を、取り急ぎメールで知らせる。
- ( 4 ) 目上の人への正式なお礼状では、取り急ぎは素っ気なく見えることがある。
取り急ぎの会話例
メールの最後によくある「取り急ぎご連絡まで」とは、どういう意味でしょうか。
急いでいるので、まず用件だけお伝えします、という気持ちを表す言葉です。
目上の方へのお礼状にも、使ってよいのでしょうか。
素っ気なく見えることもあるため、後で改めて丁寧なお礼を伝えることもあります。
略儀ながらとは?
略儀ながらとは、正式な形式で伝えるべきところを略式で済ませることを詫びる言葉のことです。
お礼状やお詫び状、年始のあいさつ状などの結びで、丁重な対応ができないことを詫びる場面で用いられます。
「略儀ながら書面にてご挨拶申し上げます」のように使われ、本来あるべき丁重な対応を省いたことへのへりくだりを示すという性質を持ちます。
普段づかいのメールで使うと、かえって仰々しく響くこともあります。
略儀ながらの例文
- ( 1 ) 改まったあいさつ状では、略儀ながらという言葉を使う。
- ( 2 ) 略儀ながらは、正式な手順を省いたことを詫びる言葉だ。
- ( 3 ) 遠方のため、略儀ながら書面でお祝いの気持ちを伝える。
- ( 4 ) 略儀ながらは取り急ぎと違い、改まったお礼状の結びに合う。
略儀ながらの会話例
「略儀ながら」は「取り急ぎ」と似ていますが、違いはあるのでしょうか。
あります。取り急ぎは急ぐことの断りで、略儀ながらは形式を省いた断りです。
詫びている中身が、違うということでしょうか。
そのとおりです。改まったお礼状やあいさつ状の結びには、略儀ながらが合います。
取り急ぎと略儀ながらの違いまとめ
取り急ぎと略儀ながらの違いは、詫びている理由と使われる場面の格式にあります。
取り急ぎは急いで用件を伝えることを詫びる日常的な表現であるのに対し、略儀ながらは正式な形式を省いたことを詫びる改まった表現です。
急ぎの連絡を詫びたい場合は「取り急ぎ」、正式な形式を省いたことを詫びたい場合は「略儀ながら」と区別されます。
取り急ぎと略儀ながらの読み方
- 取り急ぎ(ひらがな):とりいそぎ
- 取り急ぎ(ローマ字):toriisogi
- 略儀ながら(ひらがな):りゃくぎながら
- 略儀ながら(ローマ字):ryakuginagara