【トークン】と【セッション】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
トークンとセッションの分かりやすい違い
トークンとセッションの違いは、「指すものの形」と「役割」にあります。
トークンは、本人であることや何をしてよいかを示すために渡される「しるし」にあたる文字列です。
セッションは、一連のやり取りをひとまとまりとして扱う考え方と、その状態を保つ仕組みです。
トークンとは?
トークンとは、本人であることや、どの範囲まで操作してよいかを示すために渡される文字列のことです。
本人であることや操作できる範囲を、サーバーに確かめてもらいたい場面で用いられます。
中身を検証できる形であれば、サーバー側が状態を持たなくても正しさを判断できるという性質を持ちます。
同じ文字列を持っていれば誰でも使えてしまう性質があるため、公開の場に書き込まないなど、保管場所には注意が要ります。
トークンの例文
- ( 1 ) トークンだけで判断できるので、サーバー側は状態を持たずに済む。
- ( 2 ) 接続時に発行されたトークンを添えて、要求を送っている。
- ( 3 ) 外部の仕組みと連携するため、専用のトークンを発行した。
- ( 4 ) トークンの有効期限が切れたので、取り直してから再試行した。
トークンの会話例
セッションとは?
セッションとは、利用者がサービスを使い始めてから終えるまでの一続きのやり取りと、その間の状態を保つ仕組みのことです。
ウェブのように要求ごとのやり取りが互いに独立した仕組みで、前の要求と同じ利用者だと分かるようにしたい場面で用いられます。
多くの場合、サーバー側に利用者ごとの情報を保存し、その置き場所を指す識別子だけを利用者側に渡すという性質を持ちます。
ただし、利用者ごとの情報をサーバー側に置く場合は、置き場所の容量やサーバーを複数台に増やしたときの共有が運用上の課題になります。
セッションの例文
- ( 1 ) セッションの情報はサーバー側に保存し、識別子だけを渡す。
- ( 2 ) 利用を終えたら、セッションを破棄して安全を保つ。
- ( 3 ) セッションが切れていたので、もう一度入り直した。
- ( 4 ) セッションの数が増え、保存先の負担が大きくなってきた。
セッションの会話例
トークンとセッションの違いまとめ
トークンとセッションの違いは、指すものの形と役割にあります。
トークンは本人であることや操作できる範囲を示すために渡される文字列であるのに対し、セッションは一連のやり取りをひとまとまりとして扱う考え方とその状態を保つ仕組みです。
正しさを確かめるためのしるしを指すときは「トークン」、やり取りの継続と状態を指すときは「セッション」と区別されます。
トークンとセッションの読み方
- トークン(ひらがな):とーくん
- トークン(ローマ字):tookun
- セッション(ひらがな):せっしょん
- セッション(ローマ字):sesshon