【ばかりか】と【どころか】の違いとは?意味の違いと正しい使い方を例文で解説
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ばかりかとどころかの分かりやすい違い
ばかりかとどころかの違いは、「後ろの事柄も重ねる追加」と「前の想定を打ち消して逆やそれ以上を示す表現」にあります。
ばかりかは、前の事柄に限らず、さらに程度の進んだ事柄も当てはまると述べる言葉です。
どころかは、前に挙げた想定を否定し、実際には逆か、それ以上の事実だと述べる言葉です。
ばかりかとは?
ばかりかとは、前の事柄に限らず、それより程度の進んだ事柄までも当てはまることを示す、追加の言葉のことです。
「彼は英語ばかりか中国語も話せる」のように、意外な追加を強調して述べる場面で用いられます。
前後の事柄がどちらも成り立つという性質を持ちます。
後ろに否定的な内容を続ける形も使えますが、硬めの響きがある場合があります。
ばかりかの例文
- ( 1 ) 彼は英語ばかりか、中国語まで自在に話せる。
- ( 2 ) 彼は親切なばかりか、仕事も早い。
- ( 3 ) その店は味ばかりか、接客の評判も高い。
- ( 4 ) あの人は遅刻するばかりか、連絡さえよこさない。
ばかりかの会話例
彼、語学が得意らしいね。
うん、英語ばかりか中国語も話せるんだよ。
すごいね。どこで勉強したんだろう?
留学していたって聞いたよ。努力家だよね。
どころかとは?
どころかとは、前に挙げた想定を打ち消して、実際には逆の事実や、それをはるかに超える事実があることを示す言葉のことです。
「感謝されるどころか怒られた」のように、予想と現実の落差を述べる場面で用いられます。
前の事柄を打ち消したり、それでは言い足りないとして退けたりするという性質を持ちます。
後ろには否定を含む内容が続くことが多く、不満や驚きを込めて話し言葉でもよく使われます。
どころかの例文
- ( 1 ) 感謝されるどころか、強く叱られてしまった。
- ( 2 ) 彼は謝るどころか、笑って済ませようとした。
- ( 3 ) 休めるどころか、休日も仕事が入って忙しかった。
- ( 4 ) 雨は止むどころか、夜にはいっそう強くなった。
どころかの会話例
昨日の旅行、ゆっくり休めた?
休めるどころか、予定が詰まって大変だったよ。
それは大変だったね。何があったの?
道が混んで、帰りが夜遅くになったんだ。
ばかりかとどころかの違いまとめ
ばかりかとどころかの違いは、前の事柄に後ろの事柄を重ねて強めるか、前の想定を打ち消して逆の事実やそれ以上の事実を示すかという点にあります。
ばかりかは前の事柄もそれ以上の事柄も成り立つと述べるのに対し、どころかは前の想定を否定して現実の落差を示す表現です。
事柄を重ねて強調するなら「ばかりか」、予想を打ち消して逆の事実やそれ以上の事実を示すなら「どころか」と区別されます。
ばかりかとどころかの読み方
- ばかりか(ひらがな):ばかりか
- ばかりか(ローマ字):bakarika
- どころか(ひらがな):どころか
- どころか(ローマ字):dokoroka