【仕掛品】と【半製品】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

【仕掛品】と【半製品】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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仕掛品と半製品の分かりやすい違い

仕掛品と半製品の違いは、「販売できない未完成品」か「販売可能な中間製品」かにあります。
仕掛品は、原材料を加工した製造途中の段階にあり、そのままでは販売できないものです。
半製品は、一定の加工を終え、その状態のまま販売することも貯蔵することもできるものです。

仕掛品とは?

仕掛品とは、原材料に加工を加えたものの、まだ完成していない中間段階の棚卸資産のことです。
投入した材料費や労務費、製造間接費を積み上げて評価額を算定する原価計算に用いられます。
組立途中の未完成品などが該当し、そのままでは外部に販売できないという性質を持ちます。

製造工程が長い業種ほど残高が大きくなりやすく、在庫管理の精度が課題になりやすい点にも注意が必要です。

仕掛品の例文

  • ( 1 ) 月末時点で製造途中だった部品は、仕掛品として棚卸資産に計上した。
  • ( 2 ) 仕掛品の評価額は、投入した材料費と加工費を積み上げて算定する。
  • ( 3 ) 期末棚卸で、各工程に滞留している仕掛品の数量を実地確認した。
  • ( 4 ) 仕掛品はそのままでは販売できないため、完成させるまで在庫として保有し続ける。

仕掛品の会話例

棚卸資産にある仕掛品というのは、どういうものなんですか。
加工の途中にあって、まだ完成していないもののことです。
完成していないと、販売することはできないんですか。
できません。製造期間が長い業種ほど、仕掛品の残高が大きくなりやすいんです。

半製品とは?

半製品とは、一定の加工工程を終え、その状態のままでも販売できる中間製品のことです。
自社の後工程でさらに加工することも、その段階で販売することも選べる場合に用いられます。
仕掛品と異なり、未完成のまま出荷できる販売可能な状態にあるという性質を持ちます。

会計上は棚卸資産の一区分として、仕掛品や製品と並んで貸借対照表に計上されます。

半製品の例文

  • ( 1 ) この中間製品は加工途中でも販売できるため、半製品として計上している。
  • ( 2 ) 半製品として貯蔵しておき、需要に応じて後工程に回す運用にしている。
  • ( 3 ) 半製品は一定の加工を終えているため、仕掛品よりも評価額の算定がしやすい。
  • ( 4 ) 取引先の要望により、完成品ではなく半製品の状態で出荷することもある。

半製品の会話例

半製品という言葉は、仕掛品とは違うものなんですか。
はい、違います。半製品は一定の加工を終えていて、その状態でも販売できるものです。
完成品にしなくても、販売してよいということですか。
そのとおりです。そのまま販売することも、貯蔵して後で加工することもできます。

仕掛品と半製品の違いまとめ

仕掛品と半製品の違いは、そのままの状態で販売できるかどうかにあります。
半製品は加工を終えた状態で販売や貯蔵ができるのに対し、仕掛品は未完成で販売できません。
製造途中で未完成の「仕掛品」か、販売可能な段階に達した「半製品」かという点と区別されます。

仕掛品と半製品の読み方

  • 仕掛品(ひらがな):しかかりひん
  • 仕掛品(ローマ字):shikakarihin
  • 半製品(ひらがな):はんせいひん
  • 半製品(ローマ字):hanseihin
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