【残務】と【残業】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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残務と残業の分かりやすい違い
残務と残業の違いは、仕事の内容を表すか、働く時間を表すかにあります。
残務は完了すべき仕事のうち未処理のまま残っている案件を指し、リスト化して管理できます。
残業は所定労働時間を超えて働くことで、法定時間を超えると割増賃金の支払いが必要になります。
残務とは?
残務とは、まだ処理し終わらずに、未処理のまま残っている事務や仕事のことです。
書類作成やメール返信、データ入力など、まだ処理し終わらずに残った仕事を指す場面で用いられます。
退職や引き継ぎの際にはリスト化して量的に把握できる、業務管理上の項目という性質を持ちます。
処理が滞ると納期の遅れやミスの原因になりやすく、日々の進捗確認で早めに片づけることが大切な仕事です。
残務の例文
- ( 1 ) 月末の残務を全てリストアップした。
- ( 2 ) 引き継ぎ前に残務一覧を作成する。
- ( 3 ) 今週中に残務処理を済ませる。
- ( 4 ) 退職前に残務整理を終わらせておく。
残務の会話例
残務が多くて困っているのですが。
まず残務をリスト化して、優先順位をつけてみましょう。
残務処理は必ず残業でやるものなのでしょうか。
必ずしも残業とは限りません。優先順位を見直して、勤務時間内に終わらせる方法も考えましょう。
残業とは?
残業とは、所定労働時間を超えて働くことです。
法定労働時間を超える残業は36協定(残業や休日出勤についての労使の取り決め)の範囲内で行う必要があり、時間外労働の管理には勤怠記録が用いられます。
残業が深夜に及ぶと、時間外と深夜の割増率が合わせて適用されるという性質を持ちます。
働き方改革により時間外労働の上限が定められ、業務効率化や適正な人員配置で残業時間を減らす取り組みが求められています。
残業の例文
- ( 1 ) 今日は2時間の残業を予定している。
- ( 2 ) 残業申請は事前に提出し、上司の承認を得る。
- ( 3 ) 残業時間が月45時間を超えないようにする。
- ( 4 ) 緊急対応のため残業をお願いされた。
残業の会話例
残業を減らす良い方法はありますか。
優先順位づけや会議削減で、残業はかなり減らせますよ。
残業代がきちんと支払われていない気がします。
勤怠記録と給与明細を見比べて、不明な点は会社の担当部署に確認してみましょう。
残務と残業の違いまとめ
残務と残業の違いは、残っている仕事そのものを指すか、決められた時間を超えて働くことを指すかにあります。
実務では残務を効率的に処理し残業を適正化することが、生産性向上と健康維持の両立に役立ちます。
何をすべきかの問題なら「残務」、いつ働くかの問題なら「残業」と区別されます。
残務と残業の読み方
- 残務(ひらがな):ざんむ
- 残務(ローマ字):zanmu
- 残業(ひらがな):ざんぎょう
- 残業(ローマ字):zangyou