【雇い止め】と【解雇】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
雇い止めと解雇の分かりやすい違い
雇い止めと解雇の違いは、契約終了のタイミングにあります。
雇い止めは、契約社員などの期限のある雇用契約を、期間満了時に更新しないことです。
解雇は、期間の定めの有無にかかわらず、会社側が一方的に労働契約を終了させることです。
雇い止めとは?
雇い止めとは、有期労働契約において契約期間満了時に契約を更新しないことです。
契約社員やパート、アルバイトなど有期契約の終了場面で用いられます。
更新が繰り返されたり、更新を期待する合理的な理由があったりすると、解雇に準じた規制を受けるという性質を持ちます。
労働契約法の改正により、通算の契約期間が5年を超える労働者は無期転換を申し込めるようになりました。
雇い止めの例文
- ( 1 ) 契約期間満了により今回は雇い止めとした。
- ( 2 ) 無期転換を避けるための雇い止めは望ましくないと、研修で学んだ。
- ( 3 ) 雇い止めの合理的理由を説明し労働者の理解を得た。
- ( 4 ) 雇い止め予告を30日前に行い法的要件を満たした。
雇い止めの会話例
雇い止めに予告は必要ですか?
三回以上更新したか、一年を超えて続けて勤めている場合は、雇い止めの30日前予告が必要です。
有期契約なら自由に雇い止めできますか?
いいえ。更新を期待する合理的な理由がある場合、雇い止めは解雇と同様の制限を受けます。
解雇とは?
解雇とは、使用者が労働契約を一方的に終了させることです。
普通解雇や整理解雇、懲戒解雇など、使用者が労働者を辞めさせる場面で用いられます。
客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性が求められるという性質を持ちます。
整理解雇では、人員削減の必要性や解雇回避努力など4つの要件を満たすことが求められます。
解雇の例文
- ( 1 ) 業績不振によりやむを得ず5名を解雇することになった。
- ( 2 ) 解雇予告手当として平均賃金の30日分を支払った。
- ( 3 ) 懲戒解雇処分について顧問弁護士と慎重に検討した。
- ( 4 ) 解雇回避努力として希望退職者の募集から始めた。
解雇の会話例
解雇はどんな場合に認められますか?
能力不足や経営上の必要性などの合理的な理由があり、社会通念上も相当と認められる場合に、解雇が認められます。
解雇予告手当はいくら払えばよいですか?
解雇の予告日数が30日未満なら、不足日数分の平均賃金を支払います。
雇い止めと解雇の違いまとめ
雇い止めと解雇の違いは、契約終了のタイミングと法的性質にあります。
雇い止めは期間満了での不更新、解雇は使用者による一方的な契約終了を意味します。
期間満了で契約を更新しないなら「雇い止め」、使用者が一方的に契約を終わらせるなら「解雇」と区別されます。
雇い止めと解雇の読み方
- 雇い止め(ひらがな):やといどめ
- 雇い止め(ローマ字):yatoidome
- 解雇(ひらがな):かいこ
- 解雇(ローマ字):kaiko