【取締役】と【役員】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
取締役と役員の分かりやすい違い
取締役と役員の違いは、「取締役会の構成員として意思決定を行う会社法上の機関であること」と「経営陣を包括的に指す用語であること」にあります。
取締役は会社法上の機関で、取締役会の構成員として意思決定を行います。
役員は取締役や会計参与、監査役など経営陣を指す会社法上の用語です。
取締役とは?
取締役とは、株式会社において取締役会を構成し、業務執行の意思決定を行う役職者のことです。
取締役会の決議や社外取締役の選任、取締役報酬の決定といった場面で用いられます。
代表取締役や社外取締役など種類があり、それぞれ異なる役割を担うという性質を持ちます。
株主総会で選任され、会社に対して善管注意義務と忠実義務を負う点が特徴です。
取締役の例文
- ( 1 ) 先月の定例取締役会で重要事項を決議した。
- ( 2 ) 来期に向けて社外取締役を2名増員する。
- ( 3 ) 当社における取締役の任期は2年となっている。
- ( 4 ) 取締役の善管注意義務について研修を行う。
取締役の会話例
取締役に就任されたそうですね。
はい、先月の株主総会で取締役に選任されました。
取締役としての抱負を聞かせてください。
社外取締役として、ガバナンス強化に貢献したいです。
役員とは?
役員とは、取締役や監査役、執行役など、会社の経営や業務執行、監査を受け持つ幹部を総称する用語のことです。
役員人事や役員報酬の決定、役員会議の開催といった場面で用いられます。
会社法上は取締役・会計参与・監査役を指すが、実務では執行役員なども含む広い概念という性質を持ちます。
経営陣全体を包括的に表せるため、人事や報酬など全社的な事項を扱う場面で便利な表現です。
役員の例文
- ( 1 ) 来月付けの役員人事をこのたび発表した。
- ( 2 ) 情報開示の観点から役員報酬の開示基準を見直す。
- ( 3 ) 万一に備えて役員の責任保険に加入している。
- ( 4 ) 中期目標として女性役員比率を30%に引き上げる。
役員の会話例
新しい役員体制はどうなりますか?
役員を3名増員し、経営体制を強化します。
役員報酬はどう決定されますか?
報酬委員会で役員報酬を審議・決定します。
取締役と役員の違いまとめ
取締役と役員の違いは、取締役会を構成する会社法上の機関を指すことと、経営陣全体を包括的に指すことにあります。
取締役が取締役会の構成員という特定の法的地位を指すのに対し、役員は経営陣全体を指します。
取締役会の構成員を表したいときは「取締役」、経営陣全体を表したいときは「役員」と区別されます。
取締役と役員の読み方
- 取締役(ひらがな):とりしまりやく
- 取締役(ローマ字):torishimariyaku
- 役員(ひらがな):やくいん
- 役員(ローマ字):yakuin