【起点】と【始点】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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起点と始点の分かりやすい違い
起点と始点の違いは、物事の出発点全般を表すか、ひと続きのものの始まる箇所を表すかという性質にあります。
起点は物事や活動が始まる出発点を表し、時間的・抽象的な文脈でも空間的な文脈でも使われます。
始点はひと続きの物事や線の始まる箇所を指し、数学ではベクトルの出発点を表します。
起点とは?
起点とは、物事が始まる地点や出発点、何かのきっかけとなる時点や場所のことです。
事業の起点、人生の起点のように、時間的・概念的な始まりを表す場面で用いられます。
地理的な意味で使われる場合も、そこから何かが展開していくという性質を持ちます。
鉄道や道路の出発点を示すときにも使われる表現です。
起点の例文
- ( 1 ) あの出来事が起点となって、社内改革が始まった。
- ( 2 ) 大きな失敗を起点として、彼は大きく成長した。
- ( 3 ) その発見が起点となり、新しい研究が広がった。
- ( 4 ) 当社は東京を起点として、全国に店舗を展開する。
起点の会話例
そもそも、この取り組みは何を起点に始まったのですか。
顧客のニーズを起点として、企画を考え始めました。
今回の問題は、何が起点になっているのでしょうか。
3年前の制度改正が起点だと考えています。
始点とは?
始点とは、ひと続きの物事や線、経路などが始まる箇所のことです。
数学におけるベクトルや向きを持った線分の出発点のように、位置を特定できる場面で用いられます。
始点は、終点と対になって、範囲のはじまりを示す言葉であるという性質を持ちます。
図形やグラフ、矢印の向きなどを示す場面で使われ、専門的な文書にも登場します。
始点の例文
- ( 1 ) 紙の左端を始点にして、定規で右端まで線を引いた。
- ( 2 ) マラソンコースの始点に、朝早くから選手が集合した。
- ( 3 ) グラフを描く際は、始点を原点に設定しておく。
- ( 4 ) 図では、矢印の始点を丸印で明確に示している。
始点の会話例
この図では、始点はどこに設定しますか。
ここを始点として、あちらが終点になります。
測定の始点も教えてください。
この印のところが、始点として使われます。
起点と始点の違いまとめ
起点と始点の違いは、物事のおこりまで広く表すか、ひと続きのものの始まる箇所を指すかにあります。
起点は物事の始まる出発点を広く表し、因果関係や鉄道・道路の出発点にも使われるのに対し、始点はひと続きの物事や線の始まる箇所を示します。
物事のおこりなら「起点」、向きのある線の始まる箇所なら「始点」と区別され、鉄道の路線が始まる地点を言う場面では両方使えます。
起点と始点の読み方
- 起点(ひらがな):きてん
- 起点(ローマ字):kiten
- 始点(ひらがな):してん
- 始点(ローマ字):shiten