【あらかた】と【ほとんど】の違いとは?意味の違いと正しい使い方を例文で解説
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あらかたとほとんどの分かりやすい違い
あらかたとほとんどの違いは、「大部分やおおよその数を表す働き」と「あと少しのところまで表せる幅の広さ」にあります。
あらかたは全体の大部分を表す語で、作業や準備がほぼ終わった状態を肯定の文で述べるときによく使われます。
ほとんどは全体の大部分を示す語で、肯定にも否定にも幅広く使われるのが特徴です。
あらかたとは?
あらかたとは、全部とまではいかないが、それに近い大部分や、おおよその数のことです。
作業や片づけ、準備がほぼ終わったことを肯定の形で伝える場面で用いられます。
全部に近い量を、細かく数えずにおおよそで捉えるという性質を持ちます。
片づけなどの済み具合のほか、人数などのおおよその数を表す場合もあります。
あらかたの例文
- ( 1 ) 引っ越しの荷造りはあらかた終わり、あとは台所だけだ。
- ( 2 ) あらかた片づいたので、お茶を入れて少し休んだ。
- ( 3 ) 会議の準備はあらかた済んでいるが、資料の確認が残る。
- ( 4 ) 部屋の片づけはあらかた済んだので、あとは掃除機をかけるだけだ。
あらかたの会話例
部屋の掃除はもう終わった?
あらかた終わったよ。あとは窓拭きだけ。
じゃあ、夕方には出かけられそうだね。
うん、あらかた片づいたから大丈夫だよ。
ほとんどとは?
ほとんどとは、全体のうち大部分を占める割合や、ほぼ全部に近い量のことです。
数量や程度を述べる場面のほか、否定の語と組んで、ほぼ全くないことを表す場面で用いられます。
肯定にも否定にも使え、割合の大きさを幅広く示すという性質を持ちます。
話し言葉でも書き言葉でも使えますが、全部に近いのか大半なのかは文脈によって変わる場合があります。
ほとんどの例文
- ( 1 ) クラスのほとんどが、今回の遠足に参加すると答えた。
- ( 2 ) ほとんど眠れないまま、朝を迎えてしまった。
- ( 3 ) この本はほとんど読み終えたが、最後の章が残っている。
- ( 4 ) 駅から家までは、ほとんど歩かずに着いた。
ほとんどの会話例
今日の宿題は終わった?
ほとんど終わったよ。あと一問だけ残ってる。
クラスの人は、みんな終わったのかな。
ほとんどの人は終わらせたみたいだよ。
あらかたとほとんどの違いまとめ
あらかたとほとんどの違いは、大部分やおおよその数を表すか、それに加えて、あと少しのところでという意味まで表せるかにあります。
あらかたは大部分やおおよその数を表すのに対し、ほとんどは大部分のほか、あと少しで何かが起こりかけたことも表します。
おおよその数や大部分をざっと言うなら「あらかた」、あと少しのところで起こりかけたことまで言うなら「ほとんど」と区別されます。
あらかたとほとんどの読み方
- あらかた(ひらがな):あらかた
- あらかた(ローマ字):arakata
- ほとんど(ひらがな):ほとんど
- ほとんど(ローマ字):hotondo