【リスクオン】と【リスクオフ】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
リスクオンとリスクオフの分かりやすい違い
リスクオンとリスクオフは、投資家のリスクに対する姿勢を表す正反対の市場環境です。
リスクオンはリスクを取ってでも儲けたい気分、リスクオフは損をしたくないから安全第一気分を表します。
市場参加者の心理状態により、お金の流れが大きく変わる重要な相場の見方です。
リスクオンとは?
リスクオンとは、投資家がリスク選好的になり、リスクの高い資産に積極的に投資する市場環境です。経済成長への期待、金融緩和、地政学リスクの後退などを背景に発生します。株式(特に新興国)、高利回り債券、商品、新興国通貨、仮想通貨などのリスク資産が買われ、価格が上昇します。
リスクオン相場では、投資家は将来への楽観的な見通しを持ち、より高いリターンを求めてリスクを取ります。
ボラティリティ指数(VIX)は低下し、市場に安心感が広がります。ただし、過度なリスクオンは バブルにつながる危険性もあります。
リスクオンの例文
- ( 1 ) リスクオン相場により、新興国株式ETFへの資金流入が加速しています。
- ( 2 ) 中央銀行の緩和政策でリスクオンムードが広がり、株価指数が最高値更新しました。
- ( 3 ) リスクオン環境を活かし、高配当株やREITへの投資を増やしています。
- ( 4 ) 仮想通貨市場もリスクオンの恩恵を受け、ビットコインが急騰しています。
- ( 5 ) 過度なリスクオンに警戒し、一部利益確定を進めています。
- ( 6 ) リスクオン相場でも、ポートフォリオの基本的な分散は維持しています。
リスクオンの会話例
リスクオフとは?
リスクオフとは、投資家がリスク回避的になり、安全資産に資金を移動させる市場環境です。景気後退懸念、金融不安、地政学リスクの高まり、パンデミックなどが引き金となります。
国債(特に米国債)、金、円、スイスフラン、ドルなどの安全資産が買われ、リスク資産は売られます。リスクオフ相場では、投資家は資産保全を最優先し、キャッシュ・イズ・キングの心理が支配的になります。
株式市場は下落し、クレジットスプレッドは拡大、ボラティリティは上昇します。質への逃避(flight to quality)が起こります。
リスクオフの例文
- ( 1 ) 地政学リスクの高まりでリスクオフとなり、円高が急速に進行しました。
- ( 2 ) リスクオフによる質への逃避で、米国債利回りが過去最低を更新しました。
- ( 3 ) リスクオフモードに対応し、金ETFの保有比率を引き上げました。
- ( 4 ) 企業の現金保有額がリスクオフにより過去最高水準に達しています。
- ( 5 ) リスクオフ局面でも底堅い、ディフェンシブ銘柄を中心に投資しています。
- ( 6 ) VIX指数の上昇がリスクオフへの転換を示唆しています。
リスクオフの会話例
リスクオンとリスクオフの違いまとめ
リスクオンは攻めの投資環境で成長資産選好、リスクオフは守りの投資環境で安全資産選好という市場心理の二面性を表します。
相場はこの2つのモードを行き来します。投資家は市場がどちらのモードにあるかを見極め、適切な資産配分を行うことが重要です。
リスクオンとリスクオフの読み方
- リスクオン(ひらがな):りすくおん
- リスクオン(ローマ字):risukuonn
- リスクオフ(ひらがな):りすくおふ
- リスクオフ(ローマ字):risukuofu