【ITM】と【ATM】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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ITMとATMの分かりやすい違い
ITMとATMの違いは、「権利行使で利益が出る状態」か「権利行使価格と現在価格が同じ状態」かにあります。
ITMは、今すぐ権利行使すれば利益が出る、有利な状態を指します。
ATMは、権利行使価格と現在価格がほぼ同じ、中立的な状態を指します。
ITMとは?
ITMとは、オプションを今すぐ権利行使すれば利益が出る状態のことです。
現物株式の代替や、確実性の高いヘッジ戦略を実行する場面で用いられます。
原資産の値動きに敏感で、本質的価値と時間価値をあわせ持つという性質を持ちます。
プレミアムは高いですが、本質的価値がある分、満期時に価値を持つ可能性が高いです。
ITMの例文
- ( 1 ) 深いITMコールオプションを、現物株式の代替として活用している。
- ( 2 ) ITMプットオプションでポートフォリオ保険を組み、下落リスクをヘッジする。
- ( 3 ) ITMオプションの早期行使により、配当金を確保する戦略を実行した。
- ( 4 ) ITMオプションは本質的価値が大きく、時間価値の減衰の影響が相対的に小さい。
ITMの会話例
ITMオプションは高いのではないですか?
プレミアムは高いですが、本質的価値がある分、価値消失のリスクは低いです。
では、なぜITMを選ぶのですか?
現物株式より少ない資金で同様の値動きが得られ、損失も限定的だからです。
ATMとは?
ATMとは、オプションの権利行使価格が原資産の現在価格とほぼ同じ状態のことです。
ボラティリティ取引やデルタニュートラル戦略の場面でよく用いられます。
本質的価値はゼロで、価格変動への感応度の変化が最も大きいという性質を持ちます。
上下どちらの値動きにも中立的で、方向性のない取引に使われる特徴があります。
ATMの例文
- ( 1 ) ATMストラドルの売りで、レンジ相場から時間価値の収益を得る。
- ( 2 ) ATMオプションのインプライドボラティリティは、市場の不確実性を示す。
- ( 3 ) デルタヘッジでは、ATM付近のオプションを使い中立的な立場を作る。
- ( 4 ) 週次ATMオプションの売買により、短期的な価格変動から利益を得る。
ATMの会話例
ATMオプションは、どのような場面で使うのですか?
ボラティリティ取引や、方向性に左右されない戦略などに適しています。
ATMオプションの時間価値の減りは、速いのですか?
はい、時間価値のみで構成されるため、満期が近づくと急速に減っていきます。
ITMとATMの違いまとめ
ITMとATMの違いは、本質的価値の有無と、価格変動への感応度にあります。
ITMが本質的価値を持つ有利な状態であるのに対し、ATMは本質的価値がゼロの中立的な状態です。
方向性を重視する戦略は「ITM」、変動性を重視する戦略は「ATM」と区別されます。
ITMとATMの読み方
- ITM(ひらがな):あいてぃーえむ
- ITM(ローマ字):aitiiemu
- ATM(ひらがな):えーてぃーえむ
- ATM(ローマ字):eetiiemu