【前払送金】と【後払送金】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

【前払送金】と【後払送金】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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前払送金と後払送金の分かりやすい違い

前払送金と後払送金の違いは、「代金を送金するタイミング」と「リスクを負う側」にあります。
前払送金は、輸入者が貨物の船積み前に代金を送金する決済方法です。
後払送金は、輸入者が貨物を受け取ったあと、または船積み後一定の期間内に代金を送金する方法です。

前払送金とは?

前払送金とは、輸入者が貨物の船積みより前に代金を輸出者へ送金する決済方法のことです。
輸出者の立場が強い取引や、初めての注文で信用リスクを避けたい場合に用いられます。
輸出者は代金を受け取ってから生産や船積みの準備を進められ、代金を回収できないリスクがほとんどないという性質を持ちます。

輸入者は、代金を支払ったあとに貨物が届かない、または品質が異なるといった事態が起きても返金を求めにくいというリスクを負います。

前払送金の例文

  • ( 1 ) 初めての注文だったので、輸出者から前払送金を条件として提示された。
  • ( 2 ) 前払送金なら代金回収の心配がないため、生産計画を立てやすい。
  • ( 3 ) 前払送金の着金を確認してから、工場に生産開始の指示を出した。
  • ( 4 ) 前払送金にはリスクが伴うため、輸入者は取引先の実績を事前に調べた。

前払送金の会話例

今回の注文、前払送金でお願いしたいと先方に伝えたのですが、大丈夫でしょうか。
初めての取引ですから、それは妥当な判断だと思いますよ。
先方は少し渋っていましたが、どう説明すればよいでしょうか。
生産を始める前に資金を確保したいという事情を、きちんと伝えるとよいですよ。

後払送金とは?

後払送金とは、輸入者が貨物を受け取ったあと、または船積み後一定の期間内に代金を輸出者へ送金する決済方法のことです。
輸入者の立場が強い取引や、輸出者が長年の信頼関係にもとづいて相手を見込む場合に用いられます。
輸入者は貨物の状態を確認してから支払えて安心感がある一方、輸出者は代金を回収できないリスクを負うという性質を持ちます。

輸出者は、支払期日を過ぎても入金がない場合の連絡方法をあらかじめ取り決めておくと行き違いを防げます。

後払送金の例文

  • ( 1 ) 長年の取引先だったので、今回も後払送金で決済することになった。
  • ( 2 ) 後払送金の期日を過ぎても入金がなく、催促の連絡を入れた。
  • ( 3 ) 貨物到着から30日以内の後払送金という条件で契約を結んだ。
  • ( 4 ) 後払送金に切り替えてから、輸入者との取引がスムーズになった。

後払送金の会話例

先方から、今回は後払送金にしてほしいと言われたのですが、どう思いますか。
何年も取引している相手ですから、応じても大きな問題はないと思いますよ。
支払いが遅れた場合の対応は、決めていますか。
そうですね。期日と、遅れた場合の連絡方法をあらかじめ契約書に書いておきましょう。

前払送金と後払送金の違いまとめ

前払送金と後払送金の違いは、代金を送金するタイミングと、リスクを負う側にあります。
前払送金は輸入者が船積み前に代金を送るため輸出者の代金回収リスクがほとんどないのに対し、後払送金は輸入者が受け取り後に送金するため輸出者が代金回収のリスクを負います。
前払送金は「輸出者に有利な条件」、後払送金は「輸入者に有利な条件」と区別されます。

前払送金と後払送金の読み方

  • 前払送金(ひらがな):まえばらいそうきん
  • 前払送金(ローマ字):maebaraisoukin
  • 後払送金(ひらがな):あとばらいそうきん
  • 後払送金(ローマ字):atobaraisoukin
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