【暦年贈与】と【相続時精算課税】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
暦年贈与と相続時精算課税の分かりやすい違い
暦年贈与と相続時精算課税の違いは、「毎年計算する方式か、届出で選ぶ精算の方式か」にあります。
暦年贈与は、一年ごとに受け取った贈与の合計から基礎控除を引いて贈与税を計算する原則的な方式です。
相続時精算課税は、一定の親子・祖父母孫の間で届出をして選ぶ方式で、相続のときに贈与財産を持ち戻して精算します。
暦年贈与とは?
暦年贈与とは、一年間に受け取った贈与の合計額をもとに贈与税を計算する、原則的な方式のことです。
毎年少しずつ財産を渡していきたい場面で用いられます。
一年間の合計から基礎控除を差し引いて税額を計算し、控除の範囲に収まれば贈与税はかからないという性質を持ちます。
相続が発生したときは、亡くなる前の一定期間内に受けた贈与が相続税の計算に加算されることがあります。
暦年贈与の例文
- ( 1 ) 毎年少しずつ渡す方法は、暦年贈与として語られることが多い。
- ( 2 ) 暦年贈与では、一年間に受け取った贈与の合計をもとに税額を計算する。
- ( 3 ) 基礎控除の範囲に収まれば、暦年贈与に贈与税はかからないとされる。
- ( 4 ) 暦年贈与は、贈る側と受け取る側の合意があってこそ成り立つ。
暦年贈与の会話例
親から毎年少しずつ支援を受けています。これは税金の対象になりますか。
暦年贈与の考え方で計算します。一年間の合計から基礎控除を引いて判断する形ですね。
相続のときに、過去の贈与が関わってくることはありますか。
亡くなる前の一定期間の贈与は加算されるとされます。期間は改正されているので確認してください。
相続時精算課税とは?
相続時精算課税とは、一定の親や祖父母から子や孫への贈与について、届出をすることで選べる課税方式のことです。
贈与のときの税負担を抑えつつ、相続のときにまとめて精算したい場面で用いられます。
特別控除の範囲であれば贈与時に贈与税はかからず、贈与財産は相続財産に加えて精算されるという性質を持ちます。
いったんこの方式を選ぶと、同じ人からの贈与について暦年課税へは戻れません。
相続時精算課税の例文
- ( 1 ) 住宅資金の援助にあたり、相続時精算課税の利用を検討した。
- ( 2 ) 相続時精算課税では、相続のときに贈与財産を加えて精算する。
- ( 3 ) いったん相続時精算課税を選ぶと、暦年課税には戻れないとされる。
- ( 4 ) 制度改正で、相続時精算課税にも基礎控除が設けられたとされる。
相続時精算課税の会話例
家を買うので、父からまとまった額を援助してもらう予定です。
金額によっては、相続時精算課税という方式を検討する余地がありますね。
それを選ぶと、贈与税はかからなくなるのですか。
特別控除の範囲なら贈与時にはかからないとされますが、相続のときに精算する形になります。
暦年贈与と相続時精算課税の違いまとめ
暦年贈与と相続時精算課税の違いは、贈与にかかる税の計算方式にあります。
暦年贈与は一年ごとの贈与に基礎控除を当てはめて計算するのに対し、相続時精算課税は届出をして選び、相続時に精算します。
毎年の贈与を原則どおりに計算したい場合は「暦年贈与」、届出をして相続時にまとめて精算したい場合は「相続時精算課税」と区別されます。
暦年贈与と相続時精算課税の読み方
- 暦年贈与(ひらがな):れきねんぞうよ
- 暦年贈与(ローマ字):rekinenzouyo
- 相続時精算課税(ひらがな):そうぞくじせいさんかぜい
- 相続時精算課税(ローマ字):souzokujiseisankazei