【逃れる】と【逃げる】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
逃れると逃げるの分かりやすい違い
逃れると逃げるはどちらも避ける行動ですが、対象が違います。逃れるは、責任や困難、運命など抽象的なものから免れることです。責任を逃れる、災難を逃れるのように、うまく回避することを表します。
逃げるは、危険や追手から物理的に離れることです。泥棒が逃げる、火事から逃げるのように、実際に走って離れる行動を表します。
より具体的で緊急性があります。抽象的に避けるのが逃れる、物理的に離れるのが逃げると覚えましょう。
逃れるとは?
逃れるは、困難な状況、責任、義務、運命などから免れる、回避することを表す動詞です。のがれると読み、主に抽象的な事柄に対して使われます。完全に避けるというより、うまくかわす、免れるというニュアンスが強い言葉です。
責任を逃れる、批判を逃れる、運命から逃れるのように、精神的・社会的な圧力や束縛から解放されることを表します。また難を逃れるのように、災難や危険を回避できた結果を表す場合もあります。やや文語的で格式のある表現です。
逃れるには、知恵や工夫、時には幸運によって困難を回避するという含みがあります。単純な逃走ではなく、状況を見極めて適切に対処することで、望ましくない結果を避けるという、より高度な回避行動を表現する言葉です。
逃れるの例文
- ( 1 ) なんとか責任を逃れることができた。
- ( 2 ) 彼は批判を逃れるために言い訳をした。
- ( 3 ) 運命から逃れることはできない。
- ( 4 ) 税金を逃れるのは違法行為だ。
- ( 5 ) 災難を逃れて無事に帰ってきた。
- ( 6 ) 追及を逃れるために嘘をついた。
逃れるの会話例
逃げるとは?
逃げるは、危険や脅威から物理的に離れる、走って逃走することを表す基本的な動詞です。にげると読み、実際の移動を伴う具体的な行動を指します。生存本能に基づく最も原始的で直接的な回避行動を表現します。犯人が逃げる、火事から逃げる、敵から逃げるのように、差し迫った危険から身を守るために場所を離れる行動を表します。
また現実から逃げる、勉強から逃げるのように、比喩的に使うこともありますが、この場合も積極的な回避のニュアンスがあります。
逃げるは日常会話で頻繁に使われる動詞で、逃げ出す、逃げ回る、逃げ切るなど多くの複合動詞を作ります。緊急性や切迫感を伴うことが多く、即座の判断と行動を表す、生々しく具体的な表現です。
逃げるの例文
- ( 1 ) 泥棒は警察から逃げた。
- ( 2 ) 火事になったらすぐに逃げなさい。
- ( 3 ) 嫌なことから逃げてはいけない。
- ( 4 ) 猫が犬から逃げている。
- ( 5 ) 試験勉強から逃げたい気持ちになる。
- ( 6 ) 犯人は現場から逃げ去った。
逃げるの会話例
逃れると逃げるの違いまとめ
逃れると逃げるは、回避行動を表す点では共通しますが、対象と方法に大きな違いがあります。逃れるは抽象的・精神的な対象からの回避で、知恵や工夫による免れ方を表します。
一方逃げるは、具体的・物理的な危険からの逃走で、実際の移動を伴う直接的な回避行動を表します。責任から逃げると言えても責任を逃れるの方が自然で、泥棒を逃れるより泥棒から逃げるが自然です。
格式や文体でも違いがあり、逃れるはやや文語的、逃げるは口語的です。状況の性質に応じて使い分けることで、より適切な表現ができます。
逃れると逃げるの読み方
- 逃れる(ひらがな):のがれる
- 逃れる(ローマ字):nogareru
- 逃げる(ひらがな):にげる
- 逃げる(ローマ字):nigeru