【表面利率】と【最終利回り】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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表面利率と最終利回りの分かりやすい違い
表面利率と最終利回りの違いは、額面を基準にするか、投資の収益を基準にするかにあります。
表面利率は債券の額面に対して支払われる年間利息の割合を示します。
最終利回りは購入価格をもとにした、満期までの年平均の収益率を示します。
表面利率とは?
表面利率とは、債券の額面金額に対して支払われる年間利息の割合のことです。
債券発行時の条件提示や、利払い額の計算、他の債券との比較などの場面で用いられます。
固定利付債の表面利率は、発行時に決まり満期まで変わらないという性質を持ちます。
市場金利が上がると債券価格は下がり、表面利率と実質的な利回りに差が生まれることがあります。
表面利率の例文
- ( 1 ) 表面利率3%の国債を新たに発行し、安定した資金調達を実現した。
- ( 2 ) 低金利のもとでも、表面利率0.5%の債券に需要が集まった。
- ( 3 ) 表面利率の高い既発債が、金利上昇により価格を下げている。
- ( 4 ) 固定利付債の表面利率は、発行体の信用力を映している。
表面利率の会話例
なぜ利率と利回りの2つがあるのですか?
表面利率は債券の条件、最終利回りは投資の成果を示すためです。
表面利率は変わることがありますか?
固定利付債であれば、発行時に決まり満期まで固定されます。
最終利回りとは?
最終利回りとは、債券を現在の市場価格で購入し、満期まで保有した場合の年平均の収益率のことです。
利息収入に加え、購入価格と額面の差額も含めて投資を判断する場面で用いられます。
利息収入だけでなく、償還時の差損益も含めて計算するという性質を持ちます。
額面より安く買えば表面利率より高くなり、高く買えば低くなります。
最終利回りの例文
- ( 1 ) 最終利回り4%の社債は、今の市場環境では魅力的だ。
- ( 2 ) 債券価格の下落で、最終利回りが表面利率を上回った。
- ( 3 ) 金利上昇の局面では、既発債の価格が下がり、最終利回りが上がる。
- ( 4 ) 最終利回りとデュレーションを合わせて見て、債券を選ぶ。
最終利回りの会話例
最終利回りがマイナスになることはありますか?
額面を大きく上回る価格で買うと、マイナスになることがあります。
なぜ債券の価格は変動するのですか?
市場金利の変化で、既発債の魅力が変わるためです。
表面利率と最終利回りの違いまとめ
表面利率と最終利回りの違いは、額面基準か投資収益基準かにあります。
表面利率は額面に対する金利であるのに対し、最終利回りは購入価格を反映した収益率です。
債券そのものの条件を見るなら「表面利率」、投資の実質的な成果を見るなら「最終利回り」と区別されます。
表面利率と最終利回りの読み方
- 表面利率(ひらがな):ひょうめんりりつ
- 表面利率(ローマ字):hyoumenriritsu
- 最終利回り(ひらがな):さいしゅうりまわり
- 最終利回り(ローマ字):saishuurimawari