【是正処置】と【予防処置】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
※本記事には広告・プロモーションが含まれています。
是正処置と予防処置の分かりやすい違い
是正処置と予防処置の違いは、問題に対応する時期と目的にあります。
是正処置は問題が発生した後に根本原因を取り除いて行う再発防止策です。
予防処置は問題が発生する前にリスクを洗い出して行う未然防止策です。
是正処置とは?
是正処置とは、発生した不適合やクレーム、事故などの根本原因を除去し、再発を防止する活動のことです。
製造業の品質不良やサービス業の顧客クレームへの対応に是正処置という言葉が用いられます。
是正処置は真の原因を追究して恒久的な対策を講じるという性質を持ちます。
問題の把握から原因分析、対策の立案と実施、効果確認、標準化という流れで進めます。
是正処置の例文
- ( 1 ) 製品不良に対する是正処置として、製造工程を見直した。
- ( 2 ) 是正処置の効果を3か月後に検証し、再発がないことを確認する。
- ( 3 ) なぜなぜ分析により真因を特定し、効果的な是正処置を実施した。
- ( 4 ) 是正処置台帳で、すべての不適合対応を一元管理している。
是正処置の会話例
是正処置はいつ実施するものですか?
問題が発生した直後に、是正処置を開始します。
是正処置の効果はどう確認しますか?
一定期間後に是正処置の結果を検証し、再発の有無を確認します。
予防処置とは?
予防処置とは、まだ発生していない潜在的な問題やリスクを事前に特定し、発生を防ぐ対策のことです。
リスクアセスメントやFMEA(工程に潜む不具合の原因と影響を先に洗い出す分析手法)、ヒヤリハット分析などによってリスクを洗い出す場面で予防処置という言葉が用いられます。
予防処置は、悪い事態が起こらないように問題の原因を前もって取り除くという性質を持ちます。
他部門や他社の事例、業界動向、新技術導入時のリスク評価などから潜在的な問題を抽出します。
予防処置の例文
- ( 1 ) 新製品開発時に、予防処置として潜在的リスクを洗い出している。
- ( 2 ) 他社の事故事例を分析し、予防処置を計画的に実施している。
- ( 3 ) ヒヤリハット報告をもとに、重大事故に至る恐れがあるリスクへの予防処置を行った。
- ( 4 ) サプライヤー監査で発見したリスクについて、予防処置を要請している。
予防処置の会話例
予防処置はどんな場面で行いますか?
新製品の開発時など、リスクを想定できる場面で予防処置を行います。
予防処置のアイデアはどこから得ますか?
他社事例や業界情報などから予防処置のヒントを集めます。
是正処置と予防処置の違いまとめ
是正処置と予防処置の違いは、問題への向き合い方にあります。
是正処置は起きた問題の再発を防ぐ対応、予防処置は起こり得る問題を未然に防ぐ対応という特徴があります。
発生した問題の再発防止なら「是正処置」、発生前のリスク回避なら「予防処置」と区別されます。
是正処置と予防処置の読み方
- 是正処置(ひらがな):ぜせいしょち
- 是正処置(ローマ字):zeseishochi
- 予防処置(ひらがな):よぼうしょち
- 予防処置(ローマ字):yoboushochi