【集まり】と【寄り合い】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

集まりと寄り合いの分かりやすい違い
集まりと寄り合いは、どちらも人が集まることですが、雰囲気と目的が違います。
集まりは会議や party など、人が集まること全般を指す幅広い言葉です。寄り合いは近所の人たちが公民館などで話し合ったり、お茶を飲んだりする、地域的でのんびりした集まりです。
集まりは「一般的な集合」、寄り合いは「地域的で親密な集会」という違いがあります。
集まりとは?
集まりとは、複数の人が一つの場所に集合すること、またはその集合体を指す一般的な言葉です。「友達の集まり」「会社の集まり」「趣味の集まり」など、規模や目的を問わず、あらゆる種類の集合に使用できます。
集まりは formal なものから casual なものまで幅広く、会議、パーティー、同窓会、勉強会など様々な形態があります。「集まりが良い」「集まりが悪い」という表現で、参加人数を表すこともできます。現代ではオンラインの集まりも一般的になっています。
集まりという言葉は中立的で、特別な雰囲気を含まないため、どんな場面でも使いやすい表現です。「今度の集まりはいつ?」「集まりに参加する」など、日常会話で頻繁に使われる基本的な言葉です。
集まりの例文
- ( 1 ) 来月の同窓会の集まりが楽しみです。
- ( 2 ) 今日の集まりには20人以上が参加しました。
- ( 3 ) 趣味の集まりで知り合った人と友達になりました。
- ( 4 ) 急な集まりだったので、参加者が少なかったです。
- ( 5 ) 毎週水曜日に勉強会の集まりがあります。
- ( 6 ) 家族の集まりで、久しぶりに親戚に会いました。
集まりの会話例
寄り合いとは?
寄り合いとは、主に地域の人々が集まって相談したり、親睦を深めたりする集会を指す言葉です。町内会の寄り合い、農村の寄り合いなど、地域コミュニティに根ざした集まりを表現する際に使われます。
寄り合いには、のんびりとした雰囲気があり、お茶を飲みながら世間話をしたり、地域の問題を話し合ったりします。都会よりも地方で使われることが多く、昔ながらの日本の地域社会の風景を思わせる言葉です。公民館や集会所、誰かの家などで行われることが一般的です。
最近では使用頻度が減っていますが、地域の絆を大切にする文化を表す言葉として残っています。「寄り合い所」という言葉もあり、人々が気軽に集まれる場所を指します。温かみのある、人情味あふれる集まりというニュアンスがあります。
寄り合いの例文
- ( 1 ) 町内会の寄り合いで、夏祭りの計画を話し合いました。
- ( 2 ) 月に一度の寄り合いが、楽しみの一つです。
- ( 3 ) 寄り合いで近所の人と世間話をしてきました。
- ( 4 ) 公民館での寄り合いに、お菓子を持って行きました。
- ( 5 ) 昔ながらの寄り合いの文化を大切にしたいです。
- ( 6 ) 寄り合いで地域の問題について意見交換をしました。
寄り合いの会話例
集まりと寄り合いの違いまとめ
集まりと寄り合いは、使用範囲と雰囲気において違いがあります。集まりは人が集合すること全般を指す汎用的な言葉で、あらゆる場面で使えます。
寄り合いは地域の人々による親密でのんびりした集会を指し、田舎や下町の雰囲気があります。集まりは「広く一般的」、寄り合いは「地域的で親密」という違いがあります。
ビジネスの会議は集まりですが寄り合いとは言わず、町内会の茶話会は両方の表現が使えます。
集まりと寄り合いの読み方
- 集まり(ひらがな):あつまり
- 集まり(ローマ字):atsumari
- 寄り合い(ひらがな):よりあい
- 寄り合い(ローマ字):yoriai