【救急】と【急患】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
救急と急患の分かりやすい違い
救急と急患は、どちらも緊急の医療に関する言葉ですが、指すものが違います。
救急は緊急医療のシステムや体制を表す言葉で、救急車、救急病院、救急外来など、緊急時に対応する仕組み全体を指します。急患は急に具合が悪くなった患者さんを表す言葉で、すぐに診察が必要な人のことです。
例えば、救急車を呼ぶ、救急外来に行くと言い、急患が運ばれてきた、急患対応で忙しいと使います。
救急とは?
救急とは、突然の病気やけがに対応する医療体制やシステム全体を指す言葉です。救急車、救急隊、救急病院、救急外来、救急救命センターなど、緊急時に命を救うための組織的な仕組みを表します。24時間365日対応できる体制が整っています。
救急医療は重症度によって、初期救急(軽症)、二次救急(中等症)、三次救急(重症)に分けられます。救急車を呼ぶべきか迷った時は、#7119(救急安心センター)に電話相談できます。また、#8000は小児救急電話相談です。
救急は備えの側面も持ち、救急箱の準備、救急法の講習受講、AEDの設置場所確認など、日頃からの準備も含みます。救急医療は限られた資源なので、本当に必要な人が使えるよう、適切な利用が大切です。
救急の例文
- ( 1 ) 救急車を呼んでください!
- ( 2 ) 救急外来はどこですか?
- ( 3 ) 救急救命士が応急処置をしています
- ( 4 ) 夜間救急を探しています
- ( 5 ) 救急セットを常備しています
- ( 6 ) 救急法の講習会に参加しました
救急の会話例
急患とは?
急患とは、急に発症したり、状態が悪化したりして、すぐに診察や治療が必要になった患者のことです。心筋梗塞、脳卒中、交通事故による外傷、急性腹症など、緊急性の高い病気やけがの患者を指します。予約なしで病院に駆け込む患者も含まれます。
急患は時間を問わず発生するため、病院では急患に対応する体制を整えています。急患が来たと言えば、医療スタッフは通常の診療を中断してでも対応します。トリアージ(重症度判定)により、より重症な急患から優先的に診察されます。
急患として扱われるかどうかは、症状の緊急性によります。高熱、激しい痛み、呼吸困難、意識障害などがある場合は急患として扱われます。一方、数日前からの軽い症状で受診する場合は、通常の外来患者として扱われます。
急患の例文
- ( 1 ) 急患が搬送されてきました
- ( 2 ) 急患対応のため、診察が遅れています
- ( 3 ) 急患として優先的に診てもらえました
- ( 4 ) 深夜の急患で医師が呼び出されました
- ( 5 ) 急患が多くて待ち時間が長いです
- ( 6 ) 小児の急患に対応できる病院はありますか?
急患の会話例
救急と急患の違いまとめ
救急と急患の最大の違いは、システムか患者個人かという点です。救急は医療体制全体を指し、急患は緊急の患者個人を指します。
救急搬送される急患のように、両方の言葉を一緒に使うこともあります。救急車(システム)で運ばれる急患(患者)という関係です。病院側は急患対応をし、システムとしては救急医療を提供します。
日常会話では、救急車を呼ぶ、救急病院を探すのように救急を使い、急患で込み合っている、急患扱いしてもらったのように急患を使います。どちらも緊急時の大切な概念です。
救急と急患の読み方
- 救急(ひらがな):きゅうきゅう
- 救急(ローマ字):kyuukyuu
- 急患(ひらがな):きゅうかん
- 急患(ローマ字):kyuukann