【踏切】と【遮断機】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
踏切と遮断機の分かりやすい違い
踏切と遮断機の違いは、全体と部分の関係にあります。踏切は電車の線路と道路が交わる場所全体のことで、そこには警報機、遮断機、非常ボタンなどいろいろな設備があります。
遮断機は踏切にある赤と白の縞模様の棒で、電車が来ると下りて通行を止める装置です。つまり、遮断機は踏切の一部分ということになります。
踏切で待つと言えば場所で待つことで、遮断機が上がると言えば棒が上がることを指します。踏切は場所、遮断機は機械という違いです。
踏切とは?
踏切は、鉄道の線路と道路が同じ高さで交差する場所で、正式には踏切道といいます。日本全国に約3万3千か所あり、都市部から地方まで広く存在しています。踏切には警報機、遮断機、非常ボタン、踏切表示板などの設備が設置され、列車と自動車・歩行者の安全な通行を確保しています。
踏切での事故を防ぐため、道路交通法では踏切の手前で一旦停止することが義務付けられています。開かずの踏切と呼ばれる、ラッシュ時に長時間閉まっている踏切は社会問題にもなっており、立体交差化が進められています。踏切の種類は、設備の充実度によって第1種から第4種まで分類されます。
踏切は地域の交通事情に大きな影響を与える施設で、踏切付近は渋滞が起きやすく、緊急車両の通行にも支障をきたすことがあります。そのため、都市計画では踏切の削減が重要な課題となっています。
踏切の例文
- ( 1 ) 毎朝同じ踏切を通って通勤しています。
- ( 2 ) 踏切の近くに住むと、電車の音に慣れる必要があります。
- ( 3 ) 踏切事故を防ぐため、一旦停止を心がけています。
- ( 4 ) この踏切は朝のラッシュ時に特に混雑します。
- ( 5 ) 踏切内で立ち往生したら、すぐに非常ボタンを押します。
- ( 6 ) 最近、近所の踏切が立体交差になって便利になりました。
踏切の会話例
遮断機とは?
遮断機は、踏切に設置される安全装置で、列車の接近時に降下して道路の通行を物理的に遮断する設備です。赤と白の縞模様に塗られた棒状の構造物で、電動で上下に動きます。列車が踏切に近づくと、まず警報機が鳴り始め、その後遮断機が降下し始めます。完全に降りるまでに数秒かかり、この間に踏切内に入ることは非常に危険です。
遮断機の長さは道路の幅に応じて設計され、通常は道路の両側に設置されます。素材は軽量で、万が一車両が接触しても破損しやすいように作られていますが、これは緊急時の脱出を考慮したものです。遮断機が故障した場合は、係員が手動で操作することもあります。
最新の遮断機には、踏切内の障害物を検知するセンサーが付いているものもあり、安全性が向上しています。遮断機は踏切事故を防ぐ最後の砦として、極めて重要な役割を果たしています。
遮断機の例文
- ( 1 ) 遮断機が下り始めたら、絶対に踏切に入ってはいけません。
- ( 2 ) 強風で遮断機が折れることがあるそうです。
- ( 3 ) 遮断機をくぐって渡る人を見かけましたが、とても危険です。
- ( 4 ) 最新の遮断機には障害物検知センサーが付いています。
- ( 5 ) 遮断機が上がるのを待つ間、スマホを見ないようにしています。
- ( 6 ) 子どもが遮断機の棒で遊ばないよう注意しています。
遮断機の会話例
踏切と遮断機の違いまとめ
踏切と遮断機は、場所と設備という明確な違いがあります。踏切は線路と道路が交差する場所全体を指す言葉で、そこには様々な安全設備が含まれます。踏切を渡る、踏切で事故のように、場所を表す時に使います。
遮断機は踏切に設置されている具体的な機械装置で、赤白の棒が上下して通行を制御します。遮断機が下りる、遮断機をくぐる(違反行為)のように、装置の動作を表す時に使います。遮断機は踏切の構成要素の一つです。
日常会話では踏切が閉まると言うこともありますが、正確には遮断機が下りるです。踏切は変わらずそこにありますが、遮断機が動くことで通行の可否が決まるという関係を理解すると、使い分けがしやすくなります。
踏切と遮断機の読み方
- 踏切(ひらがな):ふみきり
- 踏切(ローマ字):fumikiri
- 遮断機(ひらがな):しゃだんき
- 遮断機(ローマ字):shadannki