【分離】と【隔離】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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分離と隔離の分かりやすい違い
分離と隔離の違いは、「一つながりのものを切り離すこと」と「ほかから引き離して遠ざけておくこと」にあります。
分離は混ざったものや結びついたものを切って別々にすることで、分けること自体が中心です。
隔離は対象をほかから離して置き、接触や影響を避けることで、遠ざけて置く状態が中心です。
分離とは?
分離とは、混ざったり結びついたりしているものを、切り離して別々にすることです。
液体から成分を取り出す場面や、事業や政治の仕組みを切り分ける場面などで用いられます。
分けた後に、それぞれが別のものとして成り立つという性質を持ちます。
「分離」は離す距離や期間に決まった意味はなく、場面によって離した後の関係は変わります。
分離の例文
- ( 1 ) 卵の黄身と白身を、器具を使って分離した。
- ( 2 ) 生クリームを泡立てすぎて、水分と脂肪が分離した。
- ( 3 ) 遠心機にかけると、水と油が分離して層になる。
- ( 4 ) 分離した部品は、それぞれ別の箱に保管する。
分離の会話例
このドレッシング、時間がたつと水と油が分離してるね。
うん、振ってから使えば、また混ざるよ。
分離するのは、質が悪くなったからではないの?
違うよ。分離は油と水が分かれる自然な変化で、それだけで傷んだとは言えないんだ。
隔離とは?
隔離とは、ある人やものをほかから引き離して、遠ざけた場所に置くことです。
感染の広がりを防ぐ場面や、危険なものを人から遠ざけておく場面などで用いられます。
周りとの接触を断つことを目的とし、置かれる場所や状態に重きがあるという性質を持ちます。
「隔離」は人に対して使うと強い響きを持つため、場面によっては別の言い方が選ばれる場合があります。
隔離の例文
- ( 1 ) 感染の疑いがある人を、別の部屋に隔離した。
- ( 2 ) 隔離された動物は、落ち着くまで静かな場所で過ごした。
- ( 3 ) 病気の苗を隔離して、ほかの苗への広がりを防いだ。
- ( 4 ) 隔離の期間が終わるまで、面会は控えてもらった。
隔離の会話例
熱のある患者さんは、別室に隔離する流れですか。
はい、ほかの方と接触しないよう、隔離をお願いします。
隔離中の食事は、どうすればいいでしょうか。
部屋の前までお運びして、直接は会わずにお渡しします。
分離と隔離の違いまとめ
分離と隔離の違いは、切り離して別々にすることに注目するか、引き離して遠ざけておくことに注目するかにあります。
分離は混ざったものや結びついたものを分けるのに対し、隔離は対象を周りから離して置きます。
切り分けて別々にするなら「分離」、周りから遠ざけて置くなら「隔離」と区別されます。
分離と隔離の読み方
- 分離(ひらがな):ぶんり
- 分離(ローマ字):bunri
- 隔離(ひらがな):かくり
- 隔離(ローマ字):kakuri