【分配】と【配分】の違いとは?使い分けのコツと意味を例文付きで解説
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分配と配分の分かりやすい違い
分配と配分の違いは、「利益や物を人に分け与えること」と「全体を目的や割合に応じて割り当てること」にあります。
分配は手元のものを複数の人に分けて渡す行為で、受け取る側に行き渡らせる点が中心です。
配分は限られた予算や資源を、割合を考えて割り振る行為で、計画的な割り当てが中心です。
分配とは?
分配とは、利益や品物などを、複数の人に分けて与えることです。
収益を出資者で分ける場面や、食料を皆に行き渡らせる場面など、実際に物を渡す場面で用いられます。
受け取る人に渡すところまでを含み、分け与える動作が中心になるという性質を持ちます。
「利益の分配」のように金銭にも使い、割合を決める意味では「配分」と重なる場合もあります。
分配の例文
- ( 1 ) 決算で出た利益を、出資した人たちに分配した。
- ( 2 ) 災害時には、限られた食料の分配に長い列ができた。
- ( 3 ) 遺産の分配について、家族が集まって話し合った。
- ( 4 ) 分配のときは、一人ずつ受け取りを確認していく。
分配の会話例
サークルの売上が余ったんだけど、どうしよう?
メンバーに分配するのが自然じゃないかな。
全員に同じ額を渡す?活動量で差をつける?
まずは同額で分配して、不満が出たら話し合おう。
配分とは?
配分とは、限られた予算や資源などを、目的や割合に応じて割り当てることです。
会社の予算を部署に割り振る場面や、時間や人員を仕事ごとに振り分ける場面で用いられます。
実際に渡すかどうかより、どれだけ当てるかという計画や比率を決めるという性質を持ちます。
「時間の配分」のように物以外にも広く使えますが、手渡しの場面では「分配」のほうが自然な場合があります。
配分の例文
- ( 1 ) 来年度の予算の配分を、各部署の要望から決める。
- ( 2 ) 勉強の時間配分を考えて、苦手な科目を先に回した。
- ( 3 ) この計画では、人員の配分が最初の課題だった。
- ( 4 ) 配分を見直したところ、広告費の割合を下げられた。
配分の会話例
来期の予算を部署ごとに決めたいのですが、どう進めますか。
前年の実績を見て、配分の割合を案にしてみます。
新規の企画にも枠を残したいのですが、可能でしょうか。
はい、予備の枠を設けた配分で、案をまとめます。
分配と配分の違いまとめ
分配と配分の違いは、分け与えて行き渡らせることに注目するか、割合を考えて割り当てることに注目するかにあります。
分配は利益や品物を人に分けて渡すのに対し、配分は予算や時間を目的や割合に応じて割り振ります。
人に分けて渡すなら「分配」、割合を決めて割り当てるなら「配分」と区別され、決算の利益を出資者に分ける場面では両方使えます。
分配と配分の読み方
- 分配(ひらがな):ぶんぱい
- 分配(ローマ字):bunpai
- 配分(ひらがな):はいぶん
- 配分(ローマ字):haibun