【水切り】と【水晒し】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
水切りと水晒しの分かりやすい違い
水切りは、食材に含まれる余分な水分を取り除く作業です。豆腐の水切り、洗った野菜の水切り、茹でた麺の水切りなど、ざるやキッチンペーパーを使って物理的に水分を除去します。料理の仕上がりを良くするために欠かせない工程です。
水晒しは、食材を水に浸けてアクや辛味、でんぷんなどを抜く下処理です。玉ねぎのスライスを水に晒して辛味を抜く、じゃがいもを水に晒してでんぷんを抜くなど、水に溶け出す成分を除去して味や食感を改善します。
水切りは水分を除去する物理的作業、水晒しは水に浸けて成分を抜く化学的処理という違いがあり、目的と方法が全く異なる技法です。
水切りとは?
水切り(みずきり)は、食材に含まれる余分な水分を取り除く基本的な調理作業です。洗った野菜、茹でた食材、豆腐、ヨーグルトなど、様々な食材で必要とされます。水分が多いと、炒め物が水っぽくなったり、揚げ物が油はねしたり、和え物が薄味になったりするため、適切な水切りは料理の成功に直結します。
方法は食材により異なります。野菜はざるに上げて振る、サラダスピナーを使う、キッチンペーパーで包むなど。豆腐は重しを乗せる、電子レンジを使う、沸騰した湯で茹でるなど。パスタは湯切りした後、しっかり振って水分を飛ばします。ヨーグルトはコーヒーフィルターやガーゼで水切りすると、ギリシャヨーグルト風になります。
水切りの程度も料理により調整が必要です。サラダ用の野菜はしっかり水切り、煮物用の野菜は軽めで十分。豆腐も、冷奴なら軽く、豆腐ステーキならしっかりと、用途に応じて加減します。
水切りの例文
- ( 1 ) 豆腐の水切りをしっかりすると、崩れにくくなります。
- ( 2 ) サラダの野菜は、水切りが甘いとドレッシングが薄まります。
- ( 3 ) 揚げ出し豆腐は、水切りが重要なポイントです。
- ( 4 ) パスタの水切りが不十分だと、ソースが薄まってしまいます。
- ( 5 ) ヨーグルトの水切りで、濃厚なチーズのような食感になります。
- ( 6 ) 野菜の水切りは、サラダスピナーを使うと便利です。
水切りの会話例
水晒しとは?
水晒し(みずさらし)は、食材を水に浸けることで、アク、えぐみ、辛味、でんぷんなどの不要な成分を抜く下処理技法です。主に野菜に用いられ、玉ねぎ、じゃがいも、なす、ごぼう、れんこんなどでよく行われます。水に溶け出す性質を利用して、味や食感、見た目を改善する効果があります。
代表的な例として、玉ねぎのスライスを10分程度水に晒すと辛味が抜けてマイルドになり、サラダに適した味になります。じゃがいもは切った後すぐに水に晒すことで、でんぷんが抜けてシャキシャキ食感になり、変色も防げます。なすは水に晒すとアクが抜け、油の吸収も抑えられます。
水晒しの時間は食材と目的により異なり、5分から30分程度が一般的です。長すぎると栄養や旨味も流出するため注意が必要です。水は途中で1-2回替えると効果的で、冷水を使うことで食材の食感も良くなります。
水晒しの例文
- ( 1 ) 玉ねぎは水晒しすると、辛味が抜けて食べやすくなります。
- ( 2 ) じゃがいもの水晒しで、でんぷんが抜けてカリッと揚がります。
- ( 3 ) なすは水晒しすると、アクが抜けて色も良くなります。
- ( 4 ) ごぼうは水晒ししながら切ると、変色を防げます。
- ( 5 ) れんこんの水晒しは、酢水を使うと白く仕上がります。
- ( 6 ) 新玉ねぎは水晒しの時間を短くして、甘みを残します。
水晒しの会話例
水切りと水晒しの違いまとめ
水切りと水晒しの最大の違いは、作業の方向性です。水切りは水分を取り除く(出す)作業、水晒しは水に浸ける(入れる)作業という正反対の違いがあります。
目的も異なり、水切りは余分な水分の除去、水晒しは不要な成分の除去という違いがあります。また、水切りは物理的な作業、水晒しは成分が水に溶け出す化学的な処理という性質の違いもあります。
どちらも下処理として重要ですが、水分を減らしたいなら水切り、アクや辛味を抜きたいなら水晒しと、目的に応じて使い分けることが大切です。
水切りと水晒しの読み方
- 水切り(ひらがな):みずきり
- 水切り(ローマ字):mizukiri
- 水晒し(ひらがな):みずさらし
- 水晒し(ローマ字):mizusarashi