【フリーキャッシュフロー】と【自由現金流量】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
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フリーキャッシュフローと自由現金流量の分かりやすい違い
フリーキャッシュフローと自由現金流量は、実は全く同じものを指す言葉です。フリーキャッシュフローは英語のFree Cash Flowをカタカナにしたもので、自由現金流量はそれを日本語に訳したものです。
どちらも企業が本業で稼いだお金から必要な投資を引いた後の自由に使えるお金を表します。
実務ではフリーキャッシュフローや略してFCFがよく使われます。
フリーキャッシュフローとは?
フリーキャッシュフローとは、企業が事業活動から生み出した現金(営業キャッシュフロー)から、事業維持・成長に必要な投資(投資キャッシュフロー)を差し引いた残額です。
企業が債権者や株主に分配可能な、または新規事業に投資できる自由に使える現金を表す重要指標です。計算式は営業CF-投資CFが基本ですが、より厳密には設備投資のうち維持更新投資のみを差し引く場合もあります。
FCF(エフシーエフ)と略されることも多く、企業価値評価や投資判断の核心的指標として活用されています。
フリーキャッシュフローの例文
- ( 1 ) 当期のフリーキャッシュフローは100億円となり、財務基盤が一層強固になりました。
- ( 2 ) フリーキャッシュフロー創出力の向上により、積極的な株主還元が可能となりました。
- ( 3 ) 5年間の累計フリーキャッシュフローは500億円を超える見通しです。
- ( 4 ) フリーキャッシュフローベースでの投資採算管理を導入しました。
- ( 5 ) 事業ポートフォリオの見直しにより、フリーキャッシュフローが50%増加しました。
- ( 6 ) フリーキャッシュフロー利回り(FCF÷時価総額)は業界トップ水準です。
フリーキャッシュフローの会話例
自由現金流量とは?
自由現金流量とは、フリーキャッシュフローの日本語訳で、同じ財務指標を指します。自由は企業が裁量的に使用できること、現金流量はキャッシュフローを意味します。
学術論文や一部の会計専門書では使用されますが、実務ではあまり使われない表現です。内容はフリーキャッシュフローと完全に同一で、営業活動による現金創出から投資支出を控除した金額を示します。
企業の真の現金創出力を測る指標として、配当可能額や借入返済能力の評価に用いられます。
自由現金流量の例文
- ( 1 ) 今期の自由現金流量は80億円で、計画を上回る実績となりました。
- ( 2 ) 自由現金流量の安定的な創出により、持続的成長が可能となっています。
- ( 3 ) 部門別の自由現金流量分析を実施し、資源配分を最適化しました。
- ( 4 ) 自由現金流量を基準とした業績評価制度を検討しています。
- ( 5 ) 中期経営計画では、自由現金流量の年平均成長率10%を目指します。
- ( 6 ) 自由現金流量の使途として、成長投資と株主還元のバランスを重視しています。
自由現金流量の会話例
フリーキャッシュフローと自由現金流量の違いまとめ
フリーキャッシュフローと自由現金流量は同じ指標の英語由来表記と日本語表記です。
実務ではフリーキャッシュフロー、FCFが圧倒的に多く使用され、自由現金流量は限定的です。
企業が自由に使える現金を示す最重要指標として、投資判断や企業評価で活用されています。
フリーキャッシュフローと自由現金流量の読み方
- フリーキャッシュフロー(ひらがな):ふりーきゃっしゅふろー
- フリーキャッシュフロー(ローマ字):furi-kyasshufuro-
- 自由現金流量(ひらがな):じゆうげんきんりゅうりょう
- 自由現金流量(ローマ字):jiyuugennkinnryuuryou