【大企業】と【大手企業】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説
大企業と大手企業の分かりやすい違い
大企業と大手企業の違いは、大企業が多額の資本金と多数の従業員を持つ大規模な企業を指すのに対し、大手企業は同種の企業の中で特に規模の大きい会社を指す点にあります。
大企業とは中小企業基本法が定める資本金や従業員数の基準を超える規模の企業を指します。
大手企業とは業界内で売上高やシェア、ブランド力などで上位に立つ企業を指す通称です。
大企業とは?
大企業とは、中小企業基本法で定められた基準を超える規模の企業のことです。
製造業なら資本金3億円超かつ従業員300人超、小売業なら資本金5千万円超かつ従業員50人超など業種ごとに基準が異なり、中小企業施策の対象を分ける基準として用いられます。
大企業は豊富な経営資源と安定した財務基盤を持つ一方、意思決定の遅さや組織の硬直性という課題を抱えるという性質を持ちます。
日本の大企業は全企業の0.3%ほどの約1万社ですが、近年はベンチャーとの協業やアジャイル組織の導入も進んでいます。
大企業の例文
- ( 1 ) 当社は大企業に分類されるため、中小企業向けの補助金は申請できない。
- ( 2 ) 大企業の社会的責任として、カーボンニュートラルに積極的に取り組んでいる。
- ( 3 ) 資本金が1億円を超えたため、大企業として軽減税率が適用されないことになった。
- ( 4 ) 労働者数が300人を超え、資本金基準とあわせて大企業の基準に該当することになった。
大企業の会話例
大手企業とは?
大手企業とは、特定の業界で売上高や市場シェアなどにより上位に位置する企業を指す一般的な呼称のことです。
大手商社や大手銀行、大手ゼネコンのように、業界名と組み合わせる表現として用いられます。
大手企業は業界への影響力や価格決定力、優秀な人材の確保に強みを持つという性質を持ちます。
ただし、デジタルディスラプションの進展により、新興企業に市場を奪われる大手企業も増えています。
大手企業の例文
- ( 1 ) 大手企業との取引開始により、当社の信用力が向上した。
- ( 2 ) 業界大手企業3社で、市場の70%を占めている。
- ( 3 ) 大手企業の参入により、業界の競争環境が大きく変わった。
- ( 4 ) 大手企業との差別化を図るため、ニッチ市場に特化している。
大手企業の会話例
大企業と大手企業の違いまとめ
大企業と大手企業の違いは、規模を測る基準が法的か、業界内の相対的地位かにあります。
大企業は法的な規模基準による分類ですが、大手企業は業界内の相対的な地位を示す呼び方で、両者は必ずしも一致しません。
法的な優遇措置を語るなら「大企業」、業界内の競争環境を語るなら「大手企業」と区別されます。
大企業と大手企業の読み方
- 大企業(ひらがな):だいきぎょう
- 大企業(ローマ字):daikigyou
- 大手企業(ひらがな):おおてきぎょう
- 大手企業(ローマ字):ootekigyou