【わずらわしい】と【面倒】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

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わずらわしいと面倒の分かりやすい違い

わずらわしいと面倒は、どちらも嫌な気持ちを表す言葉ですが、負担の種類が異なります。わずらわしいは心理的・精神的に負担で、気が重くなるような嫌な感じを表します。

一方、面倒は手間や時間がかかって厄介な様子を表し、より実務的な負担を示します。日常生活では、わずらわしい人間関係、面倒な手続きなど、精神的負担か作業的負担かで使い分けることで、より正確に嫌な気持ちを表現できます。

わずらわしいとは?

わずらわしいは、心理的に負担で気が重く、関わりたくない様子を表す形容詞です。煩わしいと漢字で書き、精神的なストレスや心の負担を強調する表現です。日常生活では、複雑な人間関係、しつこい勧誘、細かいルール、過度な干渉、義理の付き合いなどに使われます。

心が疲れるような状況を表現し、できれば避けたい気持ちを示します。わずらわしいという表現は、現代社会のストレスを表す重要な言葉で、精神的な健康を守るために距離を置きたいものを示します。

人間関係の悩みを表現する時に特によく使われる言葉です。

わずらわしいの例文

  • ( 1 ) 人間関係がわずらわしい。
  • ( 2 ) わずらわしい手続きは嫌だ。
  • ( 3 ) 細かいルールがわずらわしい。
  • ( 4 ) わずらわしい付き合いを避けたい。
  • ( 5 ) 親戚付き合いがわずらわしい。
  • ( 6 ) わずらわしい話は聞きたくない。

わずらわしいの会話例

人付き合いってわずらわしいよね。
本当、わずらわしい時がある。
細かいことがわずらわしい。
わずらわしくて疲れるよね。
親戚関係、わずらわしくない?
正直、わずらわしいと思う時ある。

面倒とは?

面倒は、手間や時間がかかって厄介な様子を表す形容動詞です。やらなければならないが、できれば避けたい作業や手続きを表現し、実務的な負担を示します。日常生活では、複雑な手続き、時間のかかる作業、準備の多い行事、細かい作業、繰り返しの仕事などに使われます。

面倒くさいという形でもよく使われ、より口語的な表現となります。

面倒という表現は、効率を重視する現代人の価値観を反映し、シンプルさや便利さを求める気持ちを表します。日常会話で頻繁に使われる、誰もが共感できる感情表現です。

面倒の例文

  • ( 1 ) この作業は面倒だ。
  • ( 2 ) 面倒な手続きが多すぎる。
  • ( 3 ) 料理するのが面倒になった。
  • ( 4 ) 面倒なことは後回しにしがち。
  • ( 5 ) 掃除が面倒でたまらない。
  • ( 6 ) 説明するのも面倒だ。

面倒の会話例

この手続き、面倒だなあ。
本当に面倒!簡単にならないかな。
料理するの面倒...
面倒な時は、デリバリーだね。
掃除が面倒で放置してる。
面倒でも、やらないとね。

わずらわしいと面倒の違いまとめ

わずらわしいと面倒は、負担を表しますが、種類が異なります。わずらわしいは心理的・精神的な負担を、面倒は作業的・実務的な負担を表現します。

心の重さか手間の多さかで使い分けることで、より的確に嫌な気持ちを伝えることができます。日常会話では、精神的に疲れることはわずらわしい、手間がかかることは面倒を使うなど、負担の性質に応じて選ぶことで、適切な表現ができます。

わずらわしいと面倒の読み方

  • わずらわしい(ひらがな):わずらわしい
  • わずらわしい(ローマ字):wazurawashii
  • 面倒(ひらがな):めんどう
  • 面倒(ローマ字):menndou
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