【団体旅行】と【パッケージツアー】の違いとは?例文付きで使い方や意味をわかりやすく解説

団体旅行とパッケージツアーの分かりやすい違い
団体旅行は会社の慰安旅行や学校の修学旅行のように、大勢で一緒に行く旅行のことです。自分たちで行き先や日程を決められます。
パッケージツアーは旅行会社が作った旅行商品で、飛行機やホテル、観光地巡りなどが全部セットになっています。一人でも参加できますし、料金もあらかじめ決まっています。
団体旅行は人数が集まれば自由に計画できますが、パッケージツアーは決められたコースに沿って旅行します。
団体旅行とは?
団体旅行とは、複数の人が一緒に行う旅行のことを指します。家族旅行、社員旅行、修学旅行、サークル旅行など、グループで移動し観光する形態全般を含みます。参加者同士が知り合いであることが多く、目的地や日程、宿泊先などを自由に決められるのが特徴です。
人数は数名から数百名まで様々で、旅行の企画は参加者自身が行うこともあれば、旅行会社に依頼することもあります。団体割引が適用されることが多く、貸切バスや団体専用の宿泊施設を利用することもあります。
メリットとしては、仲間との絆が深まること、個人では体験できない特別なプランが組めること、一人当たりの費用が抑えられることなどがあります。一方で、全員の希望を調整する必要があり、自由行動が制限される場合もあります。
団体旅行の例文
- ( 1 ) 来月、会社の団体旅行で京都に行くことになりました。
- ( 2 ) 学校の団体旅行では、クラス全員で沖縄の文化を学びます。
- ( 3 ) 団体旅行の幹事を任されたので、みんなの希望を聞いて回っています。
- ( 4 ) 団体旅行用の大型バスを手配したら、移動がとても楽になりました。
- ( 5 ) サークルの団体旅行で、北海道の温泉巡りを計画しています。
- ( 6 ) 団体旅行の良さは、思い出を仲間と共有できることですね。
団体旅行の会話例
パッケージツアーとは?
パッケージツアーとは、旅行会社があらかじめ企画・手配した旅行商品のことです。交通機関、宿泊施設、観光、食事などが組み合わされ、一つの商品として販売されています。募集型企画旅行とも呼ばれ、パンフレットやウェブサイトで販売されています。
個人でも参加でき、現地では他の参加者と一緒に行動することが一般的です。添乗員が同行するツアーと、現地係員のみのフリープランがあります。料金は事前に確定しており、旅行中の基本的な費用がすべて含まれているため、予算管理がしやすいのが特徴です。
主なメリットは、面倒な手配が不要なこと、効率的に観光地を巡れること、トラブル時のサポートがあることです。デメリットとしては、行程が決まっているため自由度が低いこと、他の参加者とペースを合わせる必要があることなどがあります。
パッケージツアーの例文
- ( 1 ) 初めての海外なので、パッケージツアーで行くことにしました。
- ( 2 ) このパッケージツアーには、有名レストランでの食事も含まれています。
- ( 3 ) パッケージツアーの説明会で、詳しい日程を確認できました。
- ( 4 ) 格安パッケージツアーを見つけたので、すぐに予約しました。
- ( 5 ) パッケージツアーなら、言葉の心配もなく観光を楽しめます。
- ( 6 ) 添乗員付きのパッケージツアーは、初心者にも安心です。
パッケージツアーの会話例
団体旅行とパッケージツアーの違いまとめ
団体旅行とパッケージツアーは、どちらも複数人での旅行に関わる言葉ですが、意味は大きく異なります。団体旅行は「誰と行くか」に焦点を当てた言葉で、パッケージツアーは「どんな旅行商品か」を表す言葉です。
会社の慰安旅行を企画する場合、それは団体旅行ですが、必ずしもパッケージツアーを利用するとは限りません。逆に、一人でパッケージツアーに申し込むこともできます。
旅行を計画する際は、まず団体で行くか個人で行くかを決め、次に自由に企画するかパッケージツアーを利用するかを選ぶとよいでしょう。
団体旅行とパッケージツアーの読み方
- 団体旅行(ひらがな):だんたいりょこう
- 団体旅行(ローマ字):dantairyokou
- パッケージツアー(ひらがな):ぱっけーじつあー
- パッケージツアー(ローマ字):pakke-ji tua-